GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

日本を思う

2011年04月05日 | 日々折々
岩手出身の方の話です。
津波の被害を受けた場所で、たったひとつ残った建物は「倉」だったそうです。
日本の建築技術を駆使した昔ながらの建物が、あれだけの災害の中でびくともしなかったというのです。もちろん、倉の中の荷物は無事だったのでしょう。

土地に暮してきた先人の知恵とは、なんとすごいのでしょうか。
日本の文化とは、なんてすばらしいのでしょう。

タバコを送った遠野の方から、タバコの代金と立派な遠野産のシイタケが送られてきました。何かできることはないかと思っていた矢先に受けたリクエストに、見舞金代わりにと思って送ったのですが、こちらが恐縮してしまいました。
遠野はニュースにならくても被災地。にもかかわらず、沿岸地域の救援基地となり、目に見えない多々のご苦労があると思います。
心よりお見舞い申し上げます。

そんな中で、子馬出産の報せも。

東京の桜は、五分から八分咲きです。
夜桜と三日月が絶妙の風情でした。

倉の話や、遠野からの心遣いに、日本という国に思いを馳せます。
コメント (2)
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