図書館で調べ物をしていたら、偶然興味深い資料を見つけた。
中世から明治時代に遠野で生産、あるいは育てられた名馬の記録である。
古くは、小友村(現小友町)鷹鳥谷地区で生まれたという「小黒」。義経の愛馬で、黒鹿毛の名馬。今もその碑は、小友町小黒沢に祀られている。
南部直栄の愛馬「奥戸」や、宮内庁に買い上げられたという遠野町生まれの牝馬「高嶋」、陸軍大尉から東宮殿下のお召馬となった附馬牛生れの牝馬「敷島」、陸軍学校の模範馬だったという宮守町生まれの「旭」などなど・・・。
生産者の名前がきちんと記録されている馬もあった。
今、遠野生れの馬たちには、はっきりそれとわかる「と」の烙印がある。
この馬たちにも「と」印があっただろうか。
おりしも、今年の遠野乗用馬市場は、10月30日(日)という報せが届いた。
毎年作成されているセリのパンフレットは、100年後にはすごく貴重な資料になっているに違いない。
中世から明治時代に遠野で生産、あるいは育てられた名馬の記録である。
古くは、小友村(現小友町)鷹鳥谷地区で生まれたという「小黒」。義経の愛馬で、黒鹿毛の名馬。今もその碑は、小友町小黒沢に祀られている。
南部直栄の愛馬「奥戸」や、宮内庁に買い上げられたという遠野町生まれの牝馬「高嶋」、陸軍大尉から東宮殿下のお召馬となった附馬牛生れの牝馬「敷島」、陸軍学校の模範馬だったという宮守町生まれの「旭」などなど・・・。
生産者の名前がきちんと記録されている馬もあった。
今、遠野生れの馬たちには、はっきりそれとわかる「と」の烙印がある。
この馬たちにも「と」印があっただろうか。
おりしも、今年の遠野乗用馬市場は、10月30日(日)という報せが届いた。
毎年作成されているセリのパンフレットは、100年後にはすごく貴重な資料になっているに違いない。