GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

6億円の牝馬

2006年07月13日 | 馬徒然
朝日新聞にまで取り上げられた、北海道のセレクトセール最高値の牝馬。父は新種牡馬のキングカメハメハ、母はトゥザヴィクトリー。すごい名前の両親である。もちろん、名前だけでなく、両馬とも歴史に名を残す名馬だから、生まれながらにして、皇居、いやいや、今の世の中でいえば「六本木ヒルズ」の最上階にいるような境遇かもしれない。
でも、馬のセリがすべてこんなに高額取引されているなんてことは、まったくないのだ。セレクトセールで「主取り」になった馬だってたくさんいるし、セレクトセール以外のセリでは、300万という取引も普通に在り得る。サラブレッド以外の馬たちのセリにいたっては、たとえば乗用馬のセリでは、20万円なんて値もつくし、まして農用馬のセリなどは、牛より安価なのだ。
もっとも、6億の値で落札された馬が、安価に引き取られた馬より幸せになるかどうかは、別問題だと思う。馬次第、出会う人次第・・・。いづれにしても、ずっと大切にされますように。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フィルムの値上がり | トップ | 木曽馬と南部馬 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

馬徒然」カテゴリの最新記事