GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

アイスランドホース

2008年07月21日 | 海外の馬
ファームステイをした折、ハノーヴァーやホルシュタインなどの競技用の馬たちに混ざって、数頭のアイスランドホースがいた。
乗馬用なので大人も乗るが、小さい子供の乗馬にはまさにうってつけ。本当に子供って、どうしてこんなに乗馬が上手なのでしょ。

その名前のとおりアイスランド原産の馬。
NHKの番組で「ゴングルの旅」というドキュメンタリーを見たことがある。アイスランドでは、夏になると各家で飼育している馬たちをいっせいに荒野へ放牧に出す。10月、人々は野生化した馬たちを集めるために数日間の旅に出かけるのだが、これを「ゴングル」という。車でいけるような場所ではなく、人も馬に乗って川や氷河、湿原を越えての馬探し。荒野で気ままに過ごしていた馬を見つけ、彼らを追いながら一つの集団にまとめて、里に戻す。そして冬の間に彼らを調教して、国外へ売るのだという。

アイスランドホースの品種基準となるのは、5種類の歩き方ができるかどうかであり、また毛色についても厳格な基準が設けられているそうだ。
体高130cmほどで決して大きくないが、「ポニー」とよばれることはない。

ドイツでも人気があり、愛好者が多いそうである。

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