GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

忘れえぬ流星

2011年07月04日 | 遠野の馬
「震災の影響で」というのが枕詞のようになってしまったが、
競馬や乗馬の世界も例外ではない。

例年福島で開催されている障害馬術の競技会が、今年は「原発の影響で」茨城の中島トニアシュタールに会場を換えて開催されることになった。
山形の乗馬クラブで活躍をしている遠野馬も参戦することを知り、日曜日の決勝を見に行く。

厩舎で出番を待つ栗毛の彼は、イクシオン。
幼名は、フロドラ・ボーイという。
私が初めて遠野を訪れた年に生まれ、母馬と山で過ごす姿をたくさん撮影させてもらった。
この流星は、一目見たら忘れられない。
現在は、中障害Bクラスで活躍中。

乗用馬は、年を重ねるほどに成長する。
彼もまだ9歳、これからも楽しませてもらいます。
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