GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

甦る思い

2011年09月19日 | 競馬場
秋競馬最初の撮影は、菊花賞トライアルのセントライト記念。

なんと、出走馬17頭のうち、11頭もが同じグループの牧場で生産された馬。
そして、大種牡馬サンデーサイレンスの血を引く馬ばかりである。
最近の競馬は、このパターンがすっかり定着している。

どちらにもあてはまらないヒットザターゲットの母は、タマモクロスの娘ラティール。
重賞には手が届かなかったが、とても綺麗な芦毛の馬で、現役時代はずいぶん写真を撮らせてもらった。

昔のアルバムをめくると、レンズを向けたときの瞬間の気持ちが甦ってくる。
血統も生まれも育ちも違う馬たちが、そこにいた。
印象に残る馬は、強いだけではないことを、改めて思う。
コメント
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