GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

チェロを弾かないゴーシュ

2011年03月07日 | 競馬場
世田谷文学館で、絵本作家いせひでこさんの原画展開催中。
その一環で、チェロとピアノのコンサートが行なわれた。
バッハの無伴奏組曲第一番やフォーレのシシリエンヌ、ラフマニノフのヴォカリーズなど親しみのある小品の数々、しばし酔いしれる。

宮沢賢治の童話「チェロ弾きのゴーシュ」が頭に浮ぶ。たくさんの動物がかわるがわるゴーシュのもとを訪れて、彼の練習につきあうお話。

チェロは弾かないけれど、競馬場にもゴーシュがいる。
中山で誘導馬になった元競走馬のマイネルゴーシュ(写真)である。
彼はきっと童話にちなんで命名されたのだろう。
残念ながら、童話に馬は登場していなかった。

マイネルゴーシュ
父 タマモクロス
母 ゴールデンレフティ(父 ノーザンテースト)
2004年 北海道荻伏生まれ

「旅する絵描き いせひでこ展」
3月31日(木)まで
世田谷文学館
東京都世田谷区南烏山1-10-10
TEL 03-5374-9111
http://www.setabun.or.jp/






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