GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

見知らぬ場所

2007年02月06日 | 馬徒然
長年住んでいる町でも、行ったことがない場所がある。
いつも通り過ぎる高徳寺の境内に、とても綺麗な花が咲く木が目に入り、初めて足を踏み入れた。夕方5時、お堂の石畳の上に一匹のネコが坐っていた。管理人さん(住職さんかも?)らしき人がひょっこり現れ、花の咲く木は「しだれ梅」だと教えてくれた。
「しだれ梅」とお堂をはさんで、左手は100体近い石の観音像、その背後に墓地。右手には「河内山宗俊の碑」(青山にお墓があるなんて知らなかった!!)とよく手入れされた犬小屋。栗毛のワンちゃんが何かを待っているように騒いでいると、もう一匹の小さな犬が顔を出した。
我が家から歩いて5分の、見知らぬ場所。なんだかタイムスリップしたようだった。
コメント
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