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GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

恵みの雨水

2012年09月11日 | 日本の馬
中之島滞在2日目の朝、激しい雨が降った。
トカラ馬の放牧地に水溜りができていた。
馬たちは、その水で咽喉を潤し、身体を洗い、楽しんでいるようにみえた。

ドイツ、メルフェルト湿原で暮すデュルメンの馬たちも、放牧地にできた水溜りを利用していたことを思い出した。

環境に適応して生きる馬たちの逞しさに、改めて脱帽。
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お参り

2012年09月10日 | 日本の馬
中之島には、所々に鳥居と祠が祭られていた。

好天に恵まれますように、
よい撮影と取材ができますように。
手をあわせる。

おかげさまで、短期滞在にもかかわらず、
いろいろなシーンに出会うことができた。

このところ、訪ねた先で、そこで祀られている神様へのお参りをするようになった。
すると、不思議と天気に恵まれ、滞在中に実りある時間を過ごすことができるのは、偶然だろうか。

常に、撮影する土地への畏敬と感謝の念を忘れてはいけない。
目には見えない精霊や神が、きっといるのだと思う。
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夕陽の御岳

2012年09月09日 | 日本の馬
トカラ馬の牧場は、中之島の名峰御岳(おだけ)の麓にある。

御岳の頂上は雲がかかっていることが多いというが、
この日は、くっきりとした稜線。
夕陽に染まった草地で、馬たちも穏やかに過ごしていた。

天気に恵まれたことに、感謝、感謝である。
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トカラ馬の牡馬

2012年09月08日 | 日本の馬
午後11時50分、鹿児島を出港したフェリーとしまは、朝6時20分にトカラ列島最北端の島、口之島に寄航した。
その後、船は中之島、平島、諏訪瀬島、悪石島、小宝島、宝島と、7つの有人島に寄航しながら航行を続ける。

今回の目的地中之島には、朝7時10分に無事到着。
ようやく憧れの黒馬たちに会えると思うと、胸がドキドキした。

馬の管理をされているSさんの案内で、牡馬の群れがいる放牧地、繁殖牝馬の群れがいる放牧地をまわる。

小柄とはいえ、精悍な顔つきのトカラ馬の牡馬。
迫力がある。
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ライフライン

2012年09月07日 | 日本の馬
夜8時過ぎ、鹿児島港南埠頭に入港する「フェリーとしま」。
鹿児島本土とトカラ列島を結ぶ唯一の交通である。

台風14号、15号と、その影響による不測の座礁事故で、欠航が続いていた船が、
無事に鹿児島港に戻ってきた。
10日以上も島々を動けなかった人たちを大勢乗せている。
止まっていた物資の流通も、ようやく動き出す。
トカラの島々にとってライフラインそのものの「フェリーとしま」だ。

利用者の数に限らず、
これほど運行を望まれ、愛されている船は、どこにもないのではないだろうか。
どんなに大きな豪華客船にも決して負けない船である。
この3時間後、再びトカラの島々へ向けて出港する。

トカラ訪問2度目、今回の旅の目的地は中之島。
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トカラへ

2012年08月29日 | 日本の馬
7月末の遠野を撮影以来、目のこともあって馬にレンズを向ける機会がなかった。
でも、ようやく本格的に撮影再開!
31日から、トカラ馬に会いに十島村(トカラ列島)を訪ねる。

皆既日食で有名になった島々は、鹿児島から船で一昼夜。
「秘境」とは、トカラのことを言うのではないかと思う。
前回は、トカラ馬のふるさとであり、もっとも南に位置する宝島を訪ねたが、
今回は、再生をかけて移住したトカラ馬の群れが暮す中之島へ。

行くのはとても大変で、時間もエネルギーも必要だけれど、
再訪する機会を得たことに感謝。
旅行中、どうか海が荒れませんように。

写真は、鹿児島大学入来牧場で撮影したトカラ馬の親子。
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お知らせ

2012年08月01日 | 日本の馬
梅雨明けの遠野へ行っていたので、久々のブログです。

ロレックス提供のサイト「日本列島、知恵プロジェクト」で連載中の「にっぽん、馬紀行」に、「伝説の島に生きる、与那国馬」が新しくアップされました。
一足先に夏を迎えた与那国を味わっていただけたら嬉しいです。

「日本列島、知恵プロジェクト」
このブログのブックマークからアクセスできます。
どうぞ御覧下さい。
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南国の蝶(2)

2012年07月19日 | 日本の馬
与那国馬の放牧地で、
我が家で育つツマグロヒョウモンや、東京でよく見かけるキチョウともちがう黄色い蝶が舞っていたので、追いかけてみる。

タテハモドキ、という蝶で、
日本では、奄美諸島、トカラ列島、屋久島、種子島などに棲息するという。
昔から図鑑で見ていて、その不思議な模様に魅かれていた。
まさか、本物を見る機会があろうとは。

在来馬を訪ねる旅は、
いろいろな発見をさせてくれる。

ロレックスのサイト「日本列島、知恵プロジェクト」の次の話題は、
与那国馬の予定です。
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南国の蝶

2012年07月18日 | 日本の馬
馬を訪ねる旅先で、蝶を見るとシャッターを切る。
東京でよく見かける蝶とは違う彼らが、珍しくて仕方がない。

風土の中で育てられている土地固有の馬のかたわらには、植物、昆虫、鳥など、東京では見られない生き物がたくさんいる。
蝶もその一つで、図鑑でしか見たことがない種類を見つけると、つい夢中に。

写真は、与那国島の集落で見つけたシロオビアゲハの雄。
これまでブログに紹介してきた蝶と同じように、
与那国島で初めて見ることができた蝶だった。
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与那国の猫

2012年07月05日 | 日本の馬
与那国は猫が多い島。

飼われているふうでもなく、野良猫のようである。
内地(本土)の猫に比べて小さいので、初めて見た時は、子猫かと思った。
与那国では、これが普通の猫だという。

我が家の庭に暮す猫一家に思いをはせた。
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