五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがホーム 感想①

2012年05月05日 | ◆4コマ誌① まんがホーム

2012年6月号

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 表紙では、らいかさんがバーガー積み上げてます(^^;

 他は、コミックス1巻が5月7日発売の3作品!

 また、『夫婦な生活』完結15巻も発売ですが、前回に書きましたので長文は割愛しました。

 

 

 今月の「ボクと契約して魔女っ子戦士になってよで賞」は、『らいか・デイズ』より、悠美さん!

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 今回、2本立ての2本目。 なんと、悠美さんが魔女っ子戦士になってしまうお話・・・!?

 彼女の場合、カマトト的ではなくて、素でブリッ子ポーズをとっていると思うんですけどね。

 そのあたりを茶化されたり、少女趣味満載の魔女っ子ワールドで活躍したりと楽しかった!

 少女趣味的な夢の世界も、悪くないじゃない。

 

 

 

【今月のピックアップ! コミックス1巻、5月7日発売!】

●炊飯器少女コメコ (うず 先生)

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 少女型の炊飯器と、彼女(?)と暮らすことになった青年の日常。

 今回は、100円ショップに鍋を買いに行くたける君と、ついてくるコメコさん。

 炊飯器なので、土鍋を敵だと認識しているらしい。 そいえばチョップで割ってたっけ(^^;

 

 そんな2人の買い物風景が楽しい今回。

 珍しく、たける君が「欲しい物を1個買ってやる」なんてコメコさんに言っていますが、

 コメコさんは自分が何を欲しいのかわからない。

 でも、たける君と一緒に何かを探すということを喜ぶ姿は、なかなか可愛らしい。

 コメを炊いていなくても嬉しいことに、不思議を感じる姿も同様。

 

 でも、2人の関係は、コメコさんがたける君と仲良くしたいと思っている一方、

 炊飯器でしかないコメコに対して、たける君はけっこう冷淡な態度をとることが多く、

 まだまだ親密とは言い切れないところがあります。(親密度が上がると美味しい米が炊ける)

 このあたりの温度差が気にもなりますが、2人のかけあい的やりとりは、なかなか面白い。

 なので、2人の親密度が上がるのか否かなどを気にしてしまう、今後も楽しみな作品です!

 

 

 

●センセイあのね? (小石川ふに 先生)

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 王子系女子高生が好きになってしまったのは、先生。 そこから始まる甘酸っぱい物語。

 今回は、GWに部活へ来ているつぐみさん。

 先生に会えたらいいな、といった期待を抱いているようですが・・・?

 

 先生がいなければガッカリ。

 でも、先生が現れたとたん、笑顔で駆け寄っていくつぐみさんの可愛らしいこと。

 ハートを浮かべながら、ふわふわしている姿が、まさに恋する乙女状態。

 先生の隣に座るというだけでも、そわそわしています(;´∀`)

 

 つぐみさんは、先生にアタックしまくることを決意していますからね~。

 ルコさんからのアドバイスで、セクシーアピールしようと努めますが・・・ 似合わん!

 でも、それを自覚しているし、なおかつ、そんなことでは落ち込まないのがたくましい。

 さらに手をつなぎたがるシーンでは、8コマ使って心情が表現されたり、

 また先生と別れるシーンでは、いったん離れながらも反転して追いかける

 という描写がされていて、つぐみさんの先生への想いがひしひしと伝わってくる感覚でした。

 

 あと、名前呼びというのも重要ですね~。

 そんなことだけでも、あれだけ喜びを感じられるつぐみさんは、もはや先生に首ったけ。

 本物の恋心なんですよね。 だからこそ、この想いがどこへ行きつくのか、見届けたい。

 早乙女くんには申し訳ないけど、5月7日発売のコミックス1巻ともども、今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト : コミックス1巻、5月7日発売!】

●ギュッとして!よねこちゃん (しめ子 先生)

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 おにぎり屋の看板娘よねちゃんによる、おにぎり促進運動の足跡を描いた物語。(多分)

 「まんがタイムファミリー」からの出張ゲスト!

 私は、あまりファミリーを読めていないので、しっかり把握できていないのですが、

 おにぎり大好きっ子の楽しい毎日を描く作品ですね。

 

 今回は、太ってしまって一大事なよねちゃん。

 新メニューの試食が原因ということで、ダイエットのために大好きなおにぎりを

 控えねばならなくなった彼女の苦悩が、じっくりと伝わってくるお話でした。(大げさ)

 しかし、周囲の友人たちが優しかったり、力づけてくれたりしながら、

 最後は自分で考案した方法により、ダイエットを成功するよねちゃんがお見事!

 どこまでも「おにぎり」のため、という彼女のキャラクターがよくわかるオチに感服しました。

 

 などなど、楽しかった本作品。

 キャラクターの可愛らしさはもちろん、おにぎり大好きという個性が軸になっている点が、

 読みやすさとなっている印象で、なかなか面白い。

 ファミリーの方では、アイドルに勧誘されていたような気もしますが、はたしてどうなるのか?

 いろいろ注目しておきたい作品であります!

 

 

 

【ゲスト作品!】

●あゆみさんは心配性 (ミナモ 先生)

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 ゲスト表記はないですけど、ゲストですよね・・・? 『ふつつか文香さん』の代原とか・・・?

 五十嵐あゆみさんの心配性が面白おかしい4コマ作品。

 

 ティッシュ配りをする女性を「心配」して、何度もティッシュを貰ったり、

 ペットを飼うにもいろいろ「心配」しすぎて、当初の目的とはズレたことになってしまったりと、

 とにかく考えすぎて、可笑しなことになってしまう彼女の姿が楽しいですね。

 しかし、新人を交えての親睦会で盛り上がらないことを心配したあゆみさんが、

 一生懸命がんばって盛り上げようとするのは良い事だと思うんですけど、

 それを「新人教育」にしちゃうのは、ちょっとあゆみさんがカワイソウな気がしました。

 

 そんな風に、心配性ゆえ損しているような場面が多いあゆみさんですが、

 彼女の天然ぶりが楽しい4コマネタになっていたりもするので、あなどれないところ。

 それに、そうしたあゆみさんの姿が魅力的だったりもしますからね~。

 4コマ作品としてもレベル高い方だと思うので、さらなるゲスト登場に期待したいです!

 

 

 

●ちっこいんちょ (トイシキ 先生)

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 身体が小さくなってしまった少女の、苦労多き、されど楽しき日常。

 「まんがタイムジャンボ」で連載中!

 トイシキ先生は、『てんたま。』『ゆとりの手もかりたい』の作者・豊田アキヒロ先生ですね。

 

 手のひらサイズのクラス委員長には、普通の人には何でもないことも、

 いちいち大事になってしまうのだから大変です。

 それでもめげずに日々を過ごす彼女の、小さな姿が愛らしい。

 周囲の友人たちの多くは、そんな彼女を普通に受け容れていて、

 むしろ遠慮なくいじりたおしたりと、なんとなく愛されているムードが悪くない。

 

 ラスト4コマでの、1~2コマ目で災難にあう姿が描かれつつ、

 それでも大丈夫というシメが、安心感をもたらしてくれていて良い感じ。

 普通でない少女が普通に受け容れられ、それでいて周囲の支えによって

 滞りなく生活できているというのは、社会性をもったテーマすら感じてしまうところ。

 

 そんな難しそうなことを考えずとも、愛らしいキャラクターと、

 彼女らが織り成すほのぼの日常が楽しい本作品。 今後も楽しみです!

 

 

②へつづきます。