五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月のアルペジオ

2014年08月01日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2014年9月号より

 今月の『ナポレオン -覇道進撃-』感想はこちら

 

 

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

 

 

●蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance 先生)

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 白鯨、未知との遭遇!?

 “霧”の駆逐艦・ヴァンパイアからのメッセージに、応える白鯨。

 ヴァンパイアの希望は、ずばり乗艦というから驚きでした。

 “霧”の駆逐艦にはメンタルモデルがいないのに・・・

 という認識のためですが、それが、まさか杞憂になるとは(^^;

 

 ドッキングポートを通じて乗艦してきたのは、1人の小さなメイドさん。

 まるで人形のような外見で、表情もほとんど変わらず、

 駒城艦長・浦上中将・クルツの3名と対峙する様子が、何とも奇妙な雰囲気。

 しかし歩くときに、手と足が同時に出ていたのは笑いましたわ゜(*゜´∀`゜)゜ 緊張してる?

 

 

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 東洋艦隊・駆逐艦戦隊所属「ヴァンパイア」!

 レパルスの演算力を約25%用い、メンタルモデルを形成しているというのは、興味深い所。

 ヤマトが、ユキカゼにメンタルモデル形成のため使っている演算力は、2%なので、

 超戦艦と巡洋戦艦の格の違いが、ハッキリわかるようになっていますね。

 

 それはともかく、このヴァンパイアさん、めっさ面白い娘でしたよ!

 はじめは、無表情なため、思考を読み取れない不気味さを覚えていたのですが、

 何というか、言動が奇天烈すぎて(´▽`;) 

 突拍子もない行動をとったかと思えば、真面目な話に入ったり、

 駒城艦長も戸惑うばかりで、そんな様子が可笑しかったですわ。

 

 しかし、ここでクルツがヴァンパイアさんを眺めながら、

 「これは・・・なかなか・・・」と言っているのが、気になりますなあ。

 もしかして好みのタイプ? もしかして、ロリコ(略

 

 

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 駒城艦長らとの話し合い。

 いや、もう、何と言っても今回は、ヴァンパイアさんの独壇場でありました。

 いきなり、現在の主にあたるレパルスさんに対する愚痴を話し始めたかと思えば、

 それまで丁寧だった口調が、「言いやがった」と本音丸出しの台詞になったり、

 そんな言葉づかいを謝罪したりと、まるで世間話な内容に、駒城艦長もぽかーん(;´∀`)

 

 けれど、レパルスとプリンス・オブ・ウェールズの戦闘への

 白鯨による「介入」に話が及ぶや、駒城艦長も緊張した面持ちに・・・

 ヴァンパイアさんが確認したかったのは、まさにあの戦いにおける白鯨・駒城艦長の意思。

 それが、レパルスと自分を逃すためのものだったのかどうか? という点でした。

 

 そのことを問われ、意を決したように、肯定の返答をする駒城艦長。

 まさに、この交渉の正念場ともいえる場面。

 無表情なヴァンパイアさんの瞳が、無言の威圧のように感じられ、

 駒城艦長も緊張を高めてゆきますが・・・・・?

 

 ヴァンパイアさん、親指立てて「クール」とか言い出しやがりましたよッ!

 あかん、面白すぎるやろ、このメンタルモデル!!

 そのまま、レパルスからの親書を手渡すのは良いけれど、

 うやうやしい態度の割に、言葉づかいが奇妙すぎて、もう腹筋おかしくなりそうでしたわ!

 クルツを指さしたり、手パタパタさせたり(可愛い)、浦上中将を「おっさん」呼ばわりしたり、

 この娘、無敵すぎる!!

 

 

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 狐につままれたような白鯨3人組。

 用事がすんで、白鯨を去るヴァンパイアを見送る3人・・・

 なのですが、まさに未知との遭遇を終えたかのように、ぽかーんとしていて、

 まるでコントのような可笑しさを感じてしまいました。

 

 しかし去り際、駒城艦長に労われて、喜んでいるようにみえるヴァンパイアさんは、

 もしかすると、“霧”の駆逐艦ということで、いわば下っ端の立場で苦労しているのかも?

 それが人間から労いの言葉をかけられ、感激しちゃったのかな・・・

 なんて考えてしまいましたよ。

 

 ここに新たな、人類と“霧”とのつながりの可能性が芽生えたわけで、

 それは、大きな希望と呼んでも差し支えないでしょうね。

 レパルス&ヴァンパイアと、駒城艦長はじめ白鯨の面々の交流が、

 ここから始まるのかどうなのか・・・ とくに、レパルスさんの反応に期待したい所です。

 

 ヴァンパイアさんの性格は、レパルスさんとの対話で、

 何となく察しはついてましたけど、そのまんま、いや、それ以上のキャラクターでありました。

 そんな彼女の個性が面白おかしかった今回。

 次は、どこの話になるのやら・・・ と考えつつ、今後も楽しみです!

 

 

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 今月のアド探~!

 4コマでは、コトノさんが未知との遭遇!?

 机の上にある、あのヘルメットがガタガタ揺れていますが、ポルターガイスト現象か?

 なんて思っていると、中から何かが飛び出してきて・・・ なんてネタが面白い!

 お~、このキャラクターが4コマ参戦とは、これからに期待ですね!

 しかし、なんでコトノさんは、あんなにヘルメットを恐れているのやら(^^;

 

 そして本文は、「戦闘詳報2059」を読む402。

 なかなか読みごたえのある1冊でしたので、ファンなら必携でしょう。 (感想

 今回、そんな「戦闘詳報2059」幻の企画について、402の口から語られていましたけど、

 これ、やめさせたという神弐号さまは、いったい何を考えておられたのか・・・

 この情報が表に出た今頃、twitterは炎上しているのじゃないだろうかと心配になります(棒)

 みなさん、絶対に荒れさせちゃいけませんよ! 絶対ですよ!

 

 

◆ ヤングキングアワーズ 感想

 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今月のアルペジオ、改めてヤマト、そしてナガトの... (Unknown)
2014-08-07 01:50:48
今月のアルペジオ、改めてヤマト、そしてナガトの凄さを実感。
→駆逐艦にメンタルモデルを与えるだけで限界の巡洋戦艦
→メンタルモデルを2体持ち、艦体の指揮を行いつつ、駆逐艦にメンタルモデルを与えても充分余裕がある超戦艦
→メンタルモデル2体で戯れつつ、艦隊指揮を行うナガト

駆逐艦に与えたメンタルモデルにしても、ヴァンパイアの表情、動作、会話能力。そしてメイド服にしてもレパルスの外観の一部を流用したことが伺える。
ヤマトはウェディングドレス、ユキカゼは和服。動作にしても、承知致しましたと礼をする滑らかさ。
で、ヴァンパイアも白鯨もヒュウガも、ユキカゼに気付いてない。

とんでもねえな、総旗艦!
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