五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 4コマ漫画1巻作品など

2010年12月16日 | ◆「お気に入り」  4コマ漫画

最近読んだ4コマ漫画(最近感想含む)です。

12月7日発売の1巻作品4つと、先月出た1巻作品が1つ。

個人的には豊作。

まんがタイムwebでは、現在『東京!』のみ試し読みできますね。(他は12月分で追加?) 

 

 

『パドラーズハイ』1巻 (水屋杏里 先生)

Padllers_high01ラフティングにかける青春!

感想記事

川下りのスポーツ・ラフティングに魅せられた少女たちを描く4コマ漫画。詳細は感想記事にて。

 

感想ではラフティング部の活動について書きましたけど、普段のまったり感もかなり雰囲気よくて楽しいです。

ゆーゆが部員を勧誘してゆくところや、パドルにチーム名を入れに行く話、部員3人で勉強会ひらく話など、可愛らしさ・一体感・和気あいあいムードな空気感が満点。

さわやかで清々しくて、ほのぼのしながらもスポーツの躍動感があって、なかなか素晴らしい作品です。

また、まんがタイムwebでは、CM動画配信中

 

 

 

『笑って!外村さん』1巻 (水森みなも 先生)

Smile_sotomurasan01 “不良”少女の誤解されライフ。

企画記事

外見や言動から不良と思われている女子高生・外村夏紀。でも彼女は、可愛いもの好きな普通(?)の少女だった!

そんな外村さんが周囲の人々から「誤解」される日常を、滑稽な趣で描いた4コマ漫画です。

 

企画記事にも書いたとおり、ギャップや外村さんのけなげさが味になっている作品なのですが、もう1つ付け加えるなら「滑稽さ」でしょうかね。外村さんの言動の可笑しさが、妙に笑える空気を醸成している・・・ような気がします(^^;

あと、私としては「誤解」が少しずつ解けて、交流の輪が広がってゆくような展開を期待したいのですが、そうなると面白味も漸減してしまうかも?という不安はありますね~。でも、期待!

 

 

 

『ひよりすと』1巻 (魔神ぐり子 先生)

Hiyorist01 可愛いおねーちゃんと変態ども。

企画記事

小っちゃい大人ひよりさんと、その周囲にいるちょっとおかしな人々を描く4コマ漫画。

ひよりさんの弟・草介くん、妹・なつめさんをはじめ、ひよりさんを“愛する”人たちがくりひろげる変態コメディ劇場。

 

あらためて読んでみると、「ひよりさんの可愛らしさ」や「ひよりさんを愛でる人々」が面白おかしく描かれた作品であると再認識。

企画記事では「変態」に焦点を当ててしまいましたが、そういった部分の面白味をもっと堪能すべきですね。

しかし、「あとがき」がおもろすぎ(^◇^;) 担当さん、わかってねえなあ(ォィ

 

 

 

『ミライカナイ』1巻 (永緒ウカ 先生)

Miraikanai01 空から降って来た未来人が居候?!

 

ナゾの美女フェイが降って来て、健全な高校生ヒロシ君と同居生活はじめました・・・な4コマ漫画。

いわゆる「同棲モノ」な作品でフェイさんはお色気たっぷりなのですが、それにはあんまり惑わされないヒロシ君。そんな2人を中心に、学生生活や同居生活が描かれます。

 

フェイさんは20世紀終盤~21世紀初頭くらいの時代が好きらしく、そのあたりの時代ネタ(ゼニ〇タ警部とかモンローとか)や、未来から持ち込んだアイテムを駆使したりするド〇えもんっぽいところが面白い。

また、ヒロシ君はフェイさんの大胆さにドギマギはするけど、劣情を催したりはしない純情少年なので、そのあたり清潔感があります。これは賛否分かれそうですけどね(^^;

 

 

 

『東京!』1巻 (カワハラ恋 先生)

Tokyo01 断じて擬人化ではない擬人化ぽい話。

 

日本一学園のあるクラスには、なぜか東京各地の名前を持つ生徒たちばかりが集まっていた・・・という4コマ漫画。

八王子たまをはじめ、武蔵小金井りえ、国分寺文、教師にいたっては新宿先生だったりと、そんな人々がワイワイ楽しくやってます。ちなみに、途中からコマ割り変わってます。

 

「擬人化とかでは断じてない」と、作中でメガネな秋葉原くんがのたまってますけど、巣鴨くんはお年寄りに好かれてますし、渋谷くんがチャラ男だったり、地域の特徴が出ています(^^;

そのあたりの面白さや、たまさんのピュアっぷり(に反応する友人たちなど)が楽しめます。ムサコのイタズラなどにも味がありますね~。ツッこめ文さん!!

 

 


【つれづれ・・・】

2010年12月16日 | 【雑記】

とりとめもなく、つれづれ・・・

 

うみねこのく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~購入~!

現在、オートプレイで鑑賞中。

やはりボイス付ということなので、そのあたりの演技を味わいつつ楽しんでおります。

でもオートだと、セリフの切れ目切れ目が、「拙速」な印象で耳に入ってくるのが難点?

しかし、それでも楽しいものは楽しい。 やっぱいいな~。

レビュー的な記事でも書けたら書きたいんですけど・・・・・・

 

 

『GANTZ/OSAKA』3巻、不意打ちすぎました。

1度読んだはずの作品で、ちょこっと追加エピソードがあるというだけで、

まさか今月最高の感動を得られるとは思いもよらず・・・・・・スゴかった!

 

大阪編に、大阪チームの視点で描かれるプロローグとエピローグが追加された

「GANTZ/OSAKA」シリーズ全3巻。

 

そのエピローグ部分で、まさかの感動。

大阪チームのイタリア編が描かれるというのは、2巻の時点でわかってはいたのですが、

「あー、絶望的状況下でダメダメになる・・・みたいな話になるのかなあ」

くらいの予想感覚で読んでいて、「うんうん、そーだよな童貞くん。わかる、わかるよ」

みたいにネガティブな賛同を寄せていたら、あの展開ですよ。

 

読み終わった時、驚きと興奮のあまり思わず天井を見上げて、

「・・・ッ!いや、これは・・・よかった!!」

と、言葉に出してしまいました。

前に大阪編を読んだ時も、クライマックスのあたりで読みながらガッツポーズとったりと、

かなり楽しませていただいたんですけど、まさかあらためて感動できるなんて・・・・・・

 

これは「GANTZ」ファンのみならず、未読の方にもシリーズ読んでいただいて、

「OSAKA」も読んでもらいたいなあ・・・なんて考えてしまいましたよ。

グロいしエグいけど(^^;

感想書けたら書きたいですけどねえ、う~ん難しいかな。

とにもかくにも、素晴らしかった!!

 

 

『ミス・ポピーシードのメルヘン横丁』上・下も購入~。

新装版なので、内容は追加のもの以外は既読です。

メルヘン横丁へやって来た少女・マーガレットが出会う不思議な出来事。

魔女ポピーシードや、その執事のベルガモットなどとの交流を中心に、

さまざまなお話が描かれます。

 

「メルヘン」ではあるものの、その描かれ方はシビアというか世知辛いことが多く、

“善意”を突き放したようなドライさ・滑稽さがあります。

しかしだからこそ、たくましさや日常にひそむ哀愁を感じさせながら、

それでもコミカルに、大切なモノを受けとめさせてくれるような物語がつむがれています。

 

新装版買うくらいですからね、私にとっては好きな作品なのです。

こちらも感想書けたら書きたいですけどね・・・ムリかも。

というか、感想書きたい作品なんて色々ありすぎて、とてもじゃないけど書ききれない。