マンハッタン・ハドソン河に残る唯一の赤い灯台
ニューヨーク、マンハッタン島の北端、ジョージ ワシントン 橋のふもと、
ハドソン河岸に真っ赤で、こ太りの可愛い灯台が建っている。
鉄のらせん階段を上まで登るとランターン ルームにたどりつく。ハドソン河
を走る船舶や遊覧船、平型の荷船などが行き交い,向かい側のニュージ
ャージー州上流のほうは絶壁の切り立った岩が延々と続いている。
ロックフェラーが自然保護のために購入して寄付している自然保護地区だ。
下流のほうはマンハッタンの南端、大西洋への河口になる。
この赤い灯台は1880年から1917年までニュージャーシーにあったものを
ジョージ ワシントン ブリッジの工事が1927年に始まりマンハッタン側に移
され、1947年まで灯台として機能していた。しかし、ジョージワシントン橋の
下になり、灯台の役目を果たせなくなり、取り壊し案が持ち上がったが、
1942年に発行された子供たちへの絵本、ヒルデガルド H スイフト(Hilde
ーgarde H. Swift 1890~1977)の「小さな赤い灯台」(The Little Red Light-
ouse)の本によりこの灯台は有名になり、現在ニューヨーク市のランドマーク
になっている。
マンハッタンに残る唯一の灯台で、178丁目のジョージワシントン橋のふも
とで往時をしのばせ,誇り高くたっている。
ハドソン河には現在7つの灯台が残っていて19世紀から20世紀にかけて
富と権力が行き交う河でもあり、金持ちたちが競ってサニーサイドやロック
フェラーの邸宅Kykuit, ルーズベルトなどの美しい夏の家を建てハドソンの
歴史ばかりでなく、アメリカの歴史を垣間見ることだできる。
参考サイト:
www.hudsonvally.com
www.hrvh.org
www.hudsonriverpark.org
www.hudsonriver.com/estates.htm
www.hudson400.com
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます