リンゴの話その2
人間への恵み・リンゴの気持ちを汲み取ろう!
皆さんご存じの通り、言い伝えられている格言 「毎日のリンゴ1個は医
者いらず」は現在、健康のシンボルとして医学的にも多くの特典が証明さ
れている。ペクチンを大量に含んでいるリンゴは癌の予防、心臓、肺、動
脈硬化、脳、 (記憶力、思考力を増す)リンゴ一個分のジュース(カップ1杯)
は脳の酸化を防ぎ、アルツハイイマーにも効く。太りすぎなどにも。
(University MassLowell Research) (http://www.applesprevent.com)
ニューヨークの誇り・リンゴ
ニューヨーク州は土地柄がリンゴ生産に最適で、生産量アメリカ第2を誇
っている。生産量25million ブッシェル (1Bushele=約36リットル=5合5勺)、
60%がそのまま食べられ、40%が加工されえている。一人年間平均19ポンド、
約 65個のリンゴを食べている。1個のリンゴは1ボールのシリオよりも繊維
が多く含まれている。果樹園管理と収穫方法はアメリカ一を誇り、改良して
から4~5年で収穫できるので新しい品種は毎年増えている。
アップル生産の5大州はワシントン州、ニューヨーク州、ミシガン州、、ペン
シルバニア州、カリフォルニア州。世界には7,500 種類のアップルがありそ
のうち2,500種類はアメリカで作られている。アメリカで最も人気のあるリン
ゴはゴールデンデリシャス。
長い間日本を離れているのでわからないが、現在日本のスパーでリンゴ
に、名前を付けて何種類も売っているかしら。日本のリンゴは手をかけ、大
きく完璧なシェープ、甘くて、本当に美しい!しかしより野生に近い味はなか
なか探せない。とくに今年のNYマーケットはリンゴのバラエティが富み、自
然趣向にこだわっているかのようだ。市民の意識がグリーンづいて変化し
ているのだろうか。リンゴを歩きながらか齧っている人も多い。ランチボック
スサイズが人気。小粒が多い。
リンゴの種類
*クリスピン(Crispin)黄みどりのリンゴ。パリパリでジューシーで甘い。
そのまま食べるのに最適。アップルソース、そのまま焼いた焼きリンゴ、
サラダ、アップルパイにも最適。
*エンパイアー( Empire) 1960年の紹介されたレッドデリシャスとマッキ
ントッシュと交配されたもの。真っ赤で緑部分が少しある。甘くて酸味が強く、
ジューシーで齧るとクリーミーなジュースが飛び出す。サラダ、ベーキング、
アップルソースなどに向く。サイズが小さいのでランチボックス用に好評。
*フォーチュン(Fortune) スパイシーな味。ゴールデンデリシャスとミック
スしたソースを作ると一番おいしい。アップルソースはヨーグルトと食べて
も、脂っこい肉の付け合わせにも、パンケーキにかけても美味しい。リンゴ
嫌いに最適。
*フジ(Fuji) 1793年、ジェファーソンが育てたアンティック アップル、レッ
ド ジャネットとレッド デリシャスと日本のフジとの掛け合せ。スナックに最適。
数年前マーケットに出始めのころは日本の富士が商品名になっていて感激。
ジュースも現在より高価だったが今はほとんど同じ値段。スーパースイート。
甘いのでソース作りに少しの砂糖でよい。黄色いアップルジュースはリンゴ
ジュースの中でも最も美味しい。
*ガラ(Gala) 小粒で真っ赤で魅力的なリンゴ。ニュージーランドから輸入
された改良新種。そのまま、またはサラダに最適。小さいサイズをランチボッ
クスサイズという。子供たちに人気のリンゴ。
*ジンジャー ゴールド(Ginger Gold) スナックアップルに最適な新しい
バラエティ。甘くて酸味が強い。クリスプでカットしてもすぐ茶色にすぐならず、
切ってサーブしたり、サラダに最適。
*ハニー クリスプ(Honey Crisp) 1991年に交配された新種ですっぱさ
が強くスーパースイート。若者に人気。
*アイダレッド(Idared) ジョナサンとワーグナー種とともに1791年来の
古い種のリンゴ。焼いても姿を保つため、オールドファッションのベーキン
グ用リンゴ。皮ごと入れて作ったソースは美しいピンク色。甘くてジューシー。
*ジョナゴールド(Jona Gold) 香りが高く、ベイクに最適。ゴールデンデ
リシャスとジョナサンの中間の味フライドアップルに最適でスライスをバター
と炒め、シナモンを振りかけただけでもデザートになる。
*マックン(Macoun) 秋のみに売られる。カナダで交配された1932年以
来ニューヨーク州を代表するリンゴ。雪のように真っ白。チーズのスライスと
一緒に食べるのは秋の味覚のひとつ。
*マッキントッシュ(McIntosh) ジョン マキントシュが発見した1811年以
来の人気リンゴ。NYの中でも最も寒い地方で育つ。スイートで特殊な香り、
ジューシーで柔らかい。どんな料にも適用する。
マッキントシュ クリスピン フジ
*ポーラレッド(Paula Red) 酸っぱいリンゴの好きな人向き。秋に先駆
けて収穫され、8月の末から10月末までしかない。
*レッド デリシャス(REd Delicious) デリシャスの中でもニューヨーク
州のデリシャスはニューヨーク州の誇り。見た目も美しく長持ちする。テー
ブルデコレーションに最適。 (日本のデリシャスのほうが美しいし、デリシ
ャスに関しての軍パイは断然日本!)
*レッド ローム(Red Rome) 形が崩れずフライドアップルに最適。ゴー
ルデンデリシャスと混ぜて作ってアップルソースは人気商品。
普通は自分の好きな限られたリンゴしか手がでないもの。スーパーやフ
ァーマース マーケットには20種位のリンゴが並ぶ。種類を変えて味見を
してみると確かに、それぞれ個性のある野生的な味を楽しめる。リンゴば
かり書きすぎた。しかしニューヨークならではのチャンスを楽しんでリンゴ
をよく知るのも ”Food for Thought", 健康のためにお勧め。
参考:http://www.nyapplecountry.com/varieties.htm
http://www.joyofbaking.com/apple.htm/