暮らしに花を添える。花・はな
車が通れない谷中の路地の狭さは、両手をひろげると向かいの家に届く距離、横になって3人は歩けない狭さ。
土地がないので軒下の壁にへばりついておかれた鉢植えの花花が一生懸命咲いている。住む人の暮らしが見えてくる楽しい散歩道だ。
狭くても広くても美しさは同じ。ニューヨークの春を思いだす。雪見窓から眺める景色や坪庭の美しさを愛でる日本。そして両手で触ったお茶碗の感触を楽しむ日本人。空も周りの大気を含めて広がる美しさを楽しむ
西洋人との違いが発想を変えていく。どちらも素晴らしい。