小林恵のNY通信

NY在住47年、2011年より東京谷中に居住。創造力をのばすためのエッセンス、スパイスをいれた私の暮らしの手帖です。

 「消え行く建て物」

2006-08-18 00:03:31 | ニューヨーク暮らしの日々

 
古い煉瓦に書かれた色あせた広告。一年後このビルはなくなって
いた。感傷的写真


 

 ロングアイランド シティ、イサムノグチ美術館のすぐそば。空色と黄
色の立ち止まさせる色彩。右は朽ち果ててはいるが、枠は頑丈な
。この鉄骨にハッとして立ち止めさせられた。
 消えていく運命の建物たち 建築物をを見ながら散歩するのは私
の楽しみの一つ。かつてないほど不動産が値上がり、NYCはどこもか
しこも工事中である。又来たときはなくなっているかも知れないビルの
写真を撮るのも楽しい。 繁栄した港。世界のお金の集まる街。流れ込
む移民の安い労働力。才能。百年以上経ったポンコツビルもお金とな
るとニューヨークのトレードマーク、スピードが加わる。 消えうせる運
命にある古い昔のビル。運命が終わる前の記録である。



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1 コメント

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レンガ建物が、消えていく・・ (千代 田 )
2006-08-18 22:07:53
日本も、渋沢栄一氏が作ったレンガ工場が、注文がなく、閉鎖が決まった。レンガの建物は、消えゆく運命です。東京駅の赤レンガ部分も、ここで作られたが、今の駅は東京大空襲で破壊されて、当初の3階を・2階になおした物。重要文化財として、当初の通りに3階に復元されて・2011年に完成される予定とか、

今の、2階の東京駅は見納めです。
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