小林恵のNY通信

NY在住47年、2011年より東京谷中に居住。創造力をのばすためのエッセンス、スパイスをいれた私の暮らしの手帖です。

「キルトを通してアメリカを見よう」

2007-02-04 04:38:13 | キルト

ものの背後を学び可能性をクリエイトして行こう。
無言の発言 「涙のキルト」



背伸びをしないで出来ることを世の中に還元していきましょう!
 ベトナムの友人タンツーさんはベトナムのロイヤーですが、時間の
許す限りボランティアでベトナムの枯葉剤犠牲者のために世論を画
期しています。写真のキルトはいまだに身体障害者が生まれている
ベトナム戦争の枯葉剤犠牲者の悲しみを訴えているキルトです。
 上手下手でなくキルトは社会の矛盾に対して発言の旗印にもなり、
また公共のための資
金を調達していったアメリカのエネルギーも読み
取れます。
キルトの背後から学ぶ大切なポイントなのです。
 写真はワシントンのデモ。マイノリティで資金もなく、政治的発言も
少ない国はこのキルトばかりでなく、深く考えさせられてしまいます。
 しかし、人々の心を打ち次の動機を作っていきます。

 資金調達のキルト



 あるときたずねたニューヨーク郊外のコミュニティの教会バザー
で展示されていたキルトです。解説には「皆さんの協力でこの教会
は祝福され、皆さんのために設立されています。よいアイデアを募っ
ています」と書いてありました。
 特別に素晴らしいキルトでもありませんでしたが、アメリカン気質が
継続されていて、心が温まりました。私たちのような普通の人々の
心を打つことがどんなに大切なことであることかを学びます。
 小さくてもよい。世の中を良くし、変えていく原動力になることを針
を動かすだけでなくみなで考えていきましょう。
 


 



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