一人歩きは、立ち止まるところが無数にある
アメリカン リアリズムを感じさせるチェルシーのレストランにて
チェルシーの画廊;入り口中庭に展示されていたアメリカのrealist
sculptor,Carole A. Feuermanの彫刻 www.Feuerman-Studios.com
ホッパーも立ち止まるかも知れないチェルシーのレストラン
チェルシーのガード下のポスター
何でもない街風景の中にもアメリカがある。
ヴィレッジの街角で売っていた無名画家の絵。“なかなかいいわね”
というと、“値段はイクラでもいいよ”といった。
街角に張ってあるポスター
アメリカンリアリズム
色彩、フォーム、スペースなどアメリカンアートと関連されるアイデア
を視覚的にキャッチ出来る美しい風景は、ニューヨークのいたるとこ
ろに転がっている。美しさの評価はそれぞれが違うけれども・・・
1950年代に始まったアメリカンアブストラクト絵画、ポップアート、ハ
ードエッジ、ミニマルアートなどアメリカのポピュラーカルチャーに影響
を及ぼしたコカコーラやスープ缶、コミックスなどはアーチストから影響
を受けたのか、人々が影響を及ぼしたのか?
と錯覚させられる街風景や、ホッパーのリアリズムやデクーニングを
思わせるいたずらがきなどはダウンタウンの何処にでもある。
ヨーロッパの果物の色がアメリカの果物の色と違う。印象派絵画が
発祥したのはこのやわらかい太陽の光と空気なのだと、ヨーロッパの
太陽の下で始めて発見し納得がいく。
タマヨやシケロスの絵画に出てくる黒ずんだ紫色の花は、多分革命
の叫びを象徴しているのだと思っていたが間違いだった。メキシコにい
くとその色の花がたくさん咲いていた。青空にちぎれ雲を見るとオキー
フ絵画を連想し、街風景のなかでホッパーにめぐり合い、捨てられたゴ
ミの山にジャスパージョーンズやデクーニングにも出会う。世界の何処
にいても荒海を見ると北斎の荒波のデザインを連想する。
アーチストたちの創造したイメージが言葉でなく、説明でなく、人々の
脳裏に刻みこまれている。アーチストは素晴らしい職業だとつくづく思う。
参考サイト
http://www.whitney.org/
http://www.art.com
http://americanart.siedu/museum_info/index.cfm
もしそうなら、ぜひ一度、見てみたい!
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