小林恵のNY通信

NY在住47年、2011年より東京谷中に居住。創造力をのばすためのエッセンス、スパイスをいれた私の暮らしの手帖です。

「ハッとするいい言葉」

2008-02-18 10:08:14 | ニューヨーク暮らしの日々

毎日が発見

 寒いけれど、頭を冷やしに散歩にでる。
歩きながらビルディングのドアや窓、鉄のフェンスなど見て歩くのは
冬といえども楽しいものだ。ヨーロッパとも違う。勿論、日本とも違う
ニューヨークの楽しさがある。

 ウエストサイドの歴史保存地域になっている界隈を歩いてみる。
この界隈には沢山のダッチ建築があリ、屋根やビルの装飾が独特の
オランダ建築で、ニューヨークの歴史を彷彿とさせてくれる。
77丁目の
リバーサイドアヴェニューの角まで、ブロックの半分以上を
占めている古いオランダ建築の前で
立ち止る。
 こんなところに教会に続く付属の大学があるとは長い間
知らなかっ
た。帰宅してから調べてみると、この学校のオリジナルは
1638
年、
オランダ人がはじめて設立したニューヨークに出来た最初の学校との
と。一時独立戦争で閉校されたことがあったが現在も教育は続行さ
れているという。

          241West 77th Street, the Collegiate School

 教会側の壁に読み人知らずの言葉、
THE HEART THAT LOVES IS ALWAYS YOUNG
「愛する心を持つ
者はいつも若い」と書いてある。
なんでもないようなこの言葉。
うーん!含蓄のある言葉だ。心にしみ込ませようと思った。

―犬も歩けば棒に当るー
今日の散歩も新鮮であった。

 
帰ってから早速NY に住む日本人の友人にこの言葉を電話で
知らせると、「僕はいつも若い女の子に惚れているんだよ」
といった。


 


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