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博物館巡り  羽島市映画資料館・北名古屋市歴史民俗資料館 「昭和日常博物館」

2014年08月22日 19時52分56秒 | お出かけ

羽島市の羽島市映画資料館と北名古屋市の北名古屋市歴史民俗資料館 「昭和日常博物館」へ行ってきました。
映画資料館は昭和の頃の映画ポスターや映写機が展示してあり、映画が娯楽の王様だった時代を彷彿させてくれます。昭和日常博物館は懐かしい昭和の頃の品々が展示して有ります。


羽島市映画資料館
羽島市竹鼻町2624-1
058-391-7663
先に羽島市の羽島市映画資料館を訪ねました。
この映画資料館は羽島市歴史民俗資料館と併設されていまして、農機具などが展示してあり人々の生活を紹介したり江戸時代の美濃路を説明していますが、映画資料館としての役割に重点を置いています。
この資料館は、映画館の跡です。映画館を改修して資料館にするか、建て直して資料館にするかを検討した結果、建て直す事となりました。
今、企画展で「人々の映像展」が開かれています。8ミリカメラや8ミリ映写機などが展示され、20世紀の映像文化に光を当て、広く紹介しています。


羽島市映画資料館は羽島市歴史民俗資料館と併設されています。この場所はかつては映画館、朝日館の跡地で映画資料館が設けられました。




館内に入るといきなり、大きな柱に映画のPRチラシが何枚も張られています。



貼られているのが、126枚で50枚以上知っていれば映画博士ですと描かれていました。映画を見て、知っているのが有りますが、見たのは20枚程です。大鹿村騒動記。原田芳雄の遺作となった映画でした。
見た映画。その1本1本に印象が残ります。







企画展。「人々の映像展」のチラシ。




企画展の展示室です。
昭和の映像機器。
どれもアナログな品物ですが、第1線で活躍してきた名機ばかりです。視聴覚サークルの活動に表彰を受けたりもしていました。





8ミリカメラと8ミリ映写機です。右は8ミリカメラ。フジカシングル8で、「私にも写せます」と言うコマーシャルが流れました。




8ミリ映写機です。
当たり前ですが、8ミリですので、フィルム幅が8ミリしか有りません。フィルムに歯車が掛かる穴が片一方しかありません。
そ~だったんだーと言う思いです。




2階の映画の資料室です。
映画のポスターや大型の映写機が何台も並んでいます。



左は壁に貼られていた青い山脈のポスター。三浦友和と片平なぎさの主演でした。右は昨日のカラオケで眼にした日活作品の青い山脈です。吉永小百合が出ていますが、若くて初々しいです。この他には雪村いづみ主演の作品もありました。
青い山脈が何回も映画化されていますが、見比べてみるのも面白いでしょう。



こちらは、旧朝日館のコーナーです。
昭和30年代の入場料は大人が250円でした。
右側の大川橋蔵の新吾二十番勝負は母親に連れられて、那加東映へ見に行きました。あの頃の那加東映は東映作品と日活作品の2本立てで、一緒に見たのは赤木圭一郎の作品でした。



朝日館のかつての姿です。
この竹鼻町には他にも何軒か映画館がありました。説明に有りますように経営者の篠田兼吉さんが亡くなった時、香典帳に那加東映や那加中央の名が有ったと有ります。
私が住む町の映画館です。当時は映画館同士の交流があったのでしょう。




大ホールには周りの壁に、昔懐かしいポスターがズラ~と並んでいます。
折りたたみのイスが並べて有りますが、毎月映画会が開かれます。




26年度の映画のつどい。
毎月第2土曜日に開かれます。路傍の石は見たのですが、どのような内容だったか覚えていません。明治天皇と日露大戦争は夏の夜に中学校の校庭で納涼映画会がありました。鉄棒の柱に竹竿を立てて銀幕を張りゴザの上で見る、と言うものでした。




この映画資料館へ笑福亭鶴瓶が訪れています。
家族に乾杯で来ているのでした。




今朝の毎日新聞の岐阜地方版です。
実は昨日、この資料館を訪ねようと思っていたのですが、都合に寄り、今日行くこととなりました。今日行こうと思っていた時に朝の新聞に掲載されていました。




北名古屋市歴史民俗資料館 「昭和日常博物館」
北名古屋市熊乃庄御榊53
0568-253600

次に向かったのは北名古屋市の北名古屋市歴史民俗資料館で、又の名を「昭和日常博物館」と名付け、昭和のノスタルジーに浸れる品々を展示しています。
今、企画展で「昭和ボードゲーム 年代記」が開催されています。

 
北名古屋市歴史民俗資料館の玄関です。
資料館は3階ですが、1階には図書館があります。




昭和ボードゲームのチラシです。




3階のエレベータを下りると前にはタバコ屋が見えます。
商店なのですが、「向こう横丁のタバコ屋の看板娘・・・・・・番茶も出花」
そんな古い唄を連想させるような店構えです。




昭和30年代の茶の間を再現した空間。
懐かしさが漂います。




茶ぶ台の上に冒険王が。
あの頃の子供の雑誌は冒険王。それに漫画王でした。
その他に少年やぼくら、少年画報がありました。
懐かしい漫画本です。



カメラや人形。清涼飲料水など昭和の品々が「保存」して有ります。




棚にこんなロボットの玩具が並んでいます。
今までは気にも留めませんでしたが、例の鉄人28号事件で25万円もするのでした。この玩具も同じような値段が付くのでしょう。確か、このムーンロボットと言うのはアメリカの映画に出てきたロボットだと思います。




昭和ボードゲームの企画展であり、色々のゲームが展示して有ります。
初めてみるようなものも並んでいます。




野球盤がずらりと並んでいます。




野球盤で遊んだ覚えが有るのですが、こんなスマートな感じではありませんでした。




並べられたボードゲーム。




これらの資料は福井県立歴史博物館から借用して企画展を開催したものでした。博物館同士で資料の貸し借りは当たり前の事なのでしょう。



羽島市の羽島市映画資料館と北名古屋市の昭和日常博物館へ行ってきました。映画とゲームと言う違いは有りますが、どちらも、「昭和」の時代のものです。デジタルな時代で便利なのですが、アナログの時代のもので、今の時代には無い「温かさ」が残っていると思いました。



おまけ


JR高山線那加駅(16:52)。
高山線は単線なのでどこかの駅ですれ違いを行います。通常ですと鵜沼駅辺りで行いますが、ダイヤが大幅に狂い、那加駅でのすれ違いとなりました。
那加駅で上りのワイドビュー「ひだ」と下りのワイドビュー「ひだ」のすれ違い。
滅多に無いことです。
      




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