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今日のお出かけ 北名古屋市「昭和日常博物館」・豊山町「あいち航空ミュージアム」

2020年08月05日 23時29分35秒 | お出かけ

名古屋市の北部に位置する二つの博物館へ行ってきました。最初に訪れたのは北名古屋市歴史民俗資料館でまたの名を「昭和日常博物館」と称している博物館で、その後に行った博物館は西春日井郡豊山町の「あいち航空ミュージアム」です。
どうせ出かけるのなら2館まとめて見てきたいと思い、出かけたのです。
昭和日常博物館では「モノのウチガワ展」と言う企画展。あいち航空ミュージアムでは「名機百選総選挙」と特別企画展で「日本の翼 YS-11展」が開催されていました。

昭和日常博物館

企画展、モノのウチガワ展のチラシです。



昭和日常博物館の入口です。
館内へ入ると、ミゼットがデ―ンとお出迎え。
昭和の旅が始まります。



ここからが展示室。
色々の物がケースの中に展示陳列してあります。




朝食はごはん、それともパン?
昭和の時代の洋風化。
それに伴なってインスタントコーヒーも登場。
コーヒーカップが並んでいますが、いかにも昭和のデザインと言う感じがします。

昭和時代の事を撮影するのなら、ここに借りに来るかも知れません。




こちらのケースの中には扇風機や団扇。
かき氷機が入っています。
今のようなスプレー式の殺虫剤が登場する前の時代です。
ワイパーやアース。
噴霧器で薬剤を飛ばしますが、今の子供たちなら使い方が分からないかもしれません。




こちらが企画展の展示室です。




モノのウチガワ。
アイスクリームを入れていた容器です。
大きな魔法瓶のようになっています。
この中にドライアイスか氷を入れて温度を保ち、アイスクリームを入れていたのでしょう。
小学生の頃に行った菓子屋の店先にこんなのが有りました。
構造的には、こんな構造になっていたのかと、納得です。




こちらは置き薬のコーナーです。
薬箱の中身。
どんな薬が入っていたか分かります。




左上が奈良県葛の中島製薬。右上は大和高田市の大峰堂薬品。
左下は奈良県高取町のきくや製薬所。右は御所市の葛城製薬です。
これ等の製薬会社。薬を製造するのでなく家庭常備薬として家々に置いてきたものなのでしょうか。
越中富山の置き薬は知っていましたが、奈良県にもこんなに製薬会社が有ったのは知りませんでした。
新しい発見です。




こちらはステレオの裏側です。
まだ、真空管を使っています。




ダイヤル式の電話。
右はその電話を分解したものです。
ベルが2個あるなど内部構造が分かります。




こちらはカメラのコーナーです。
フィルムカメラや8mmカメラが並んでいます。



発売当時、CMコピーが「私にも写せますぅ」で登場したフジカシングル8です。
扇千景が若いです。
テレビのコマーシャルで見ていましたから、こんな8mmカメラのが有るのは知っていましたが、フイルムがカセット式になっているのは知らなかった。これならフイルムポンで手軽に扱えたのでしょう。
それでも、現像代もバカにならない。
そして上映するとなると映写機が必要となる。
贅沢なおもちゃと言えるかも知れない。
こんな時代の頃のモノを見ると、今は便利な時代となったと思う。


最後に
色々の製品の裏側を見ることが出来ました。
奈良県にも置き薬の会社が多く有ったのを知りました。
今のようにアイスクリームがガラスショーケースの中で売られていない時代。
内部は大きな魔法瓶のような構造の容器となっていました。
今日、発展してきて時代、時代のモノの姿を見ることが発見につながり面白いです。



あいち航空ミュージアム

あいち航空ミュージアム、サマーイベントのチラシです。

続いて向かったのがあいち航空ミュージアムです。
位置的に県営名古屋空港に隣接しているのだろうと思い、空港駐車場に停めました。そして空港案内所でミュージアムに行く路線バスのチケットを貰い向かいました。
帰りはミュージアムから駐車場へ戻るのに、丁度良い時間のバスが無く、歩いて戻りました。結果的にはエアポートウオークに停めさせて貰い、そこで買い物をしたりした方が良かったです。





路線バスがミュージアムの前で下ろしてくれました。





チケットを買い、これから入館します。
チケットのQRコードを読み込ませて、このゲートを入りました。
その時は空港のゲートを通過する。
あの時の気分でした。





入口ゲートが2階となっていました。
館内に入り、目に飛び込んで来たのがYS11の機体です。




ミュージアムは空港に面しており、窓から滑走路が見えました。
下は誘導路を行くFDA機です。
上は離陸していくFDA機で、この間には小型商用ジェットが着陸してきました。
この一連の流れ。
コントロールタワーと交信し、離陸許可を得て飛び立ったのでしょう。





FDA機のクラフトモデルの説明です。





左上は1号機。右は15号機。
左下は14号機で右は1号機から13号機がずら~と並んでいます。




名機100選。
25分の1の精密模型が並んでいます。
今の時期は名機百選総選挙を実施していました。





このケースの中。
初期の複葉機が展示してありました。




サルムソン2A2偵察機です。
各務原でこの機をライセンス生産を始めました。




わたくしの好きな機。
2式大型飛行艇です。




新明和のPS-1対潜哨戒飛行艇。
弐式大艇の波消し技術が生かされています。




世界の飛行機の歴史と日本の飛行機の歴史です。




上段が世界の飛行機。
下段は日本の飛行機の歴史を紹介しています。




日本の航空界の幕開けと言って良い出来事。
フランスから航空教育団が来日。
その後にサルムソンをライセンス生産するようになった。




ずら~と並んだ飛行機の歴史。

何時までも見飽きない飛行機の開発年表でした。



屋上のデッキに出ました。





ヘリコプターの駐機場所。
ヘリのエンジン音が聞こえてきました。




滑走路の向こう側。
航空自衛隊のC130が見えます。




こちらはミュージアムの北側です。
愛知県警察航空隊や名古屋市消防航空隊の格納庫が見えます。



再び館内に戻りました。
ボランティアによる解説です。
MU-300について説明していました。



入口でチケットを買い求めた時、シュミレーターを予約しておきました。
予約出来た時間は11時55分の時の物でした。
時間が来たのでシュミレーターの場所へ来ました。




係の女性がシュミレーションの扱い方を説明してくれました。
操縦かんを手前に引く、前方へ押す。
そして右や左に回すとと。
車のハンドルの役割。そして機種が上がったり下がったりするのだと説明してくれました。





シュミレーター。




YS11を操縦する体験が出来ます。




機を操縦し福岡空港へ向かうという想定です。
右に黒いスロットルレバー。赤いギアレバー。それにフラップレバーが有りました。



滑走路を走行し離陸します。



上昇スピード。
そして上空の高さ。
ギアを挙げる所作。

面白い体験が出来ました。



YS11展のチラシです。




日本の翼 YS-11展の入口です。




ボードにYS-11の開発歴史が開設してあります。




各会社のYS-11。
色々の塗装が施されています。




こちらはフライイングボックス。
スクリーンに飛行画像が映し出され、シートがその飛行機に合わせたスピードを体感させてくれました。


最後に
入館したのが11時で退館したのは12時45分でした。もっと、じっくり見たならば2時間を超えたと思います。ミュージアムのすぐ横が飛行場で離着陸する機を眺めたりすれば、もっと長時間となります。
夏季は、南風。飛行機は風に向かって飛びます。我家から名古屋空港に着陸する機が見えます。あれらの機は全てがFDAの機で有る事が分かりました。

2館まとめての見学。
有意義でした。

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