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歴史街道を歩く会 6月例会  伊賀上野を訪ねる

2018年06月23日 23時42分20秒 | 歴史街道を歩く会

歴史街道を歩く会の6月例会に参加しました。6月例会は日帰りのバス旅行で、三重県の伊賀上野を訪ねました。もともとは上野市、伊賀町、それに阿山町などの市町村が合併して出来た市で、伊賀市となりました。
伊賀流忍者を前面に打ち出したPR作戦で忍者の街を感じる市でした。滋賀県は甲賀流で甲賀市。それに意識したのでしようか。

伊賀越資料館

最初に訪れたのは伊賀越資料館です。
鍵屋ノ辻の仇討当時の遺品や文学資料などが展示してありました。




伊賀越資料館のパンフです。
伊賀越の鍵屋ノ辻の決闘に着いて紹介しています。



これから館内に入ります。




河合又五郎首洗いの池です。
仇を討った後、首を洗ったいわれる池です。


数馬茶屋

伊賀越資料館。それに矢尼母神社や、ここ数馬茶屋が有り鍵屋乃辻史跡公園となっています。
鍵屋と言うのも茶店の屋号で、数馬茶屋など茶店が数軒有ったようです。



数馬茶屋。
茶屋と言ってもカレーや牛丼など食事が出来る場所でした。
ノレンや障子の紋は渡辺家の紋所です。






公園の一角。
史蹟の石柱が立っています。





公園に面した道が大和街道です。
奈良と伊勢を結ぶ重要な街道で、石柱が立っています。

この頃から雨がポツリポツリと降り始めました。



バスで上野公園へ向かいます。
途中、踏切りの遮断機が降りました。
電車が来ます。




この線路。
伊賀鉄道です。
運が良いと忍者電車に遇えるかと思いましたが、普通の電車でした。
この伊賀鉄道。かつては近鉄でしたが第3セクターの鉄道に変わりました。



だんじり会館

上野公園の駐車場へ来ました。
これからだんじり会館に入ります。
会館の前。
忍者を乗せたワゴン車が停まっています。





館内に入りました。
だんじりが並び、人がいますがこれはマネキン人形です。






2階へ上がりました。
こちらは忍者衣裳の体験できるコーナーです。




2階からだんじりを見下ろしました。
それに、あのスクリーンに祭りの様子が映されます。





上野天神祭のだんじり行事です。
大ごへいです。





こちらは行列です。





1階へ下りてきました。
祭り行列の再現です。


伊賀流忍者博物館

伊賀流忍者博物館へ来ました。
前の客が居て、雨の中、入口で待たされました。





忍者屋敷の仕組みの説明です。
一番右の木戸が「ドンデン返し」となっていました。
来場者にドンデン返しの戸の体験を促しましたが、中々応じる人が居ませんでした。
最後は若い娘さんがやってみました。
前の刀。
忍者姿の少年が二人居たのです。
母親とことばを発しているのが聞こえて来たのですが、中国人のようでした。





壷が隠してあり取り出したのが、秘伝の巻物です。
薬の調合など代々伝えてきました。





こちらは刀隠しです。
左の方を押さえると板が浮き上がり、外れます。
そして、中から取り出したのが刀とマキビシです。蒔き菱と書くのでしょう。
時代劇で取上げられる時は、追っ手から逃げる時マキビシを蒔いて退散します。
なお、これはゴム製だと説明していました。




忍者屋敷の地下に下りてきました。
こちらは忍術体験館です。
忍者の道具が展示して有ります。





槍などの武具も揃っています。





こちらは忍者伝承館です。






先ほどの忍者屋敷の仕組みが解説して有ります。






この伝承館。
できてから大分時間が経っているようです。
頭巾や脚絆が焼けて色が変わってしまっています。
それに説明板の色も変色してきているように見えます。


俳聖殿

雨が振り続いています。
忍者屋敷を出て俳聖殿に来ました。



伊賀上野城

雨の中の伊賀上野城です。






これから城内に入ります。





城内に入ると迎えてくれたのが「た伊賀ーくん」です。
それに藤堂高虎像も有ります。





1階の展示です。
ショーケースの中は伊賀焼でした。
それに屏風も有ります。





1階の周囲に甲冑が展示してありました。
それに、高い場所にグルッと薪能のポスターが貼ってありました。
もう、何十年と続いています。
長年、続いて着ているのが凄いと思いました。





こちらは2階です。
周りに全国のお城の写真が展示して有ります。




3階に上がりました。
天守から見える下界ですが、雨で霞んでいます。
青い電車は上野市駅に停まる忍者電車です。




天井の大色紙です。
天守閣の復興に著名人の書画が寄せられました。




46枚の大色紙の解説です。
その中に下田歌子の色紙も有ります。
先日、岩村町へ出かけた時に下田歌子の事を知りました。




天井揮毫者芳名となっています。
知らない名前が有りますが、高浜虚子や横山大観の名が見えます。


この伊賀上野城。
昭和10年に竣工したと有ります。
昭和の始めの時代です。国内の著名人の大色紙が結集したと言えるでしょう。



伊賀伝統伝承館 伊賀くみひも組匠の里

最後に伝承館に来ました。





ここは組みひもが体験できるところです。
若い女性が指導を受けています。




1,100円で体験出来ます。





指導を受けて組みひもに取組んでいます。





丸台がズラーと並んでいます。
20人ほどで来場しても対応して貰えそうです。





売店のコーナーがあり、帯止めなどが売られています。




感想
伊賀越資料館を出てから雨が降り出しました。その後、帰路に付き高速に乗ってから晴れてきました。なんとも皮肉な天気でした。
伊賀上野の町で寺町があり、お寺が並んでいます。時間が有ったら散策してみたかったのですが、出来なかったのが残念です。

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