Kオジサンの気の向くまま

日々のあれこれ・・・・・思いつくまま

11/13 おさつ街道を行く 国立印刷局を見学

2014年11月13日 22時25分20秒 | 見学 ゆうゆうなごや

SNSのコミニティサイトで独立行政法人 国立印刷局 彦根工場を見学してきました。
国立印刷局の工場で、いわゆる紙幣を印刷する工場ですが、国内に4箇所有る工場の内の1箇所で、その中では一番西に位置します。こちらの見学は10人以上の団体で無いと見学ができない場所です。
コミニティサイトの代表者のIさんの骨折りにより、見学が出来ました。

印刷局は南彦根駅の北東の位置にあります。
印刷局の前の道路には「おさつ街道」名付けられています。見学後に担当者が話してくれましたが、滋賀県が道路に愛称を付けたのだそうです。琵琶湖の湖岸道路には、「さざなみ街道」と名付けられており、ここ印刷局の前の道は「おさつ街道」と名付けられたのだそうです。地図にもしっかりと、載っています。

南彦根へ

高山線の那加駅から南彦根駅まで乗車しました。左上は那加駅から岐阜駅まで高山線の列車です。右上は東海道線で岐阜駅から大垣駅までです。左下は東海道線で大垣駅から米原駅までの列車です。右下はびわこ線で米原駅から南彦根駅までの列車です。3回乗り換えて4本の列車を乗り継ぎました。
これだけ乗り降りして南彦根駅に着きましたが、列車に乗ることは嫌いでははありません。

帰路。SNSの仲間の人たちとお喋りしながら岐阜駅まで帰ってきました。
このように和気藹々と、お話しできるのも、このSNSのコミニティサイトの魅力です。



車窓から見えた伊吹山。
もう、冬の装い。何時、雪が降っても可笑しくありません。



南彦根駅に着きました。右は駅舎です。



JR東海管内のTOICAを持っていますが、南彦根はJR西日本の菅内ですので、TOICAは使用できません。那加駅から大垣駅までの区間でTOICAを使いました。那加駅は無人駅でTOICAで入ることは出来ますが、乗車券は買い求める事が出来ません。

大垣駅からはキップを買いました。その金額が840円です。TOICAを使った那加から大垣までが410円でして合計すると1,250円となります。帰りは通しで南彦根駅から那加駅までで、1,140円です。距離の関係で若干割高なってしまうのですが、仕方がないことです。


見学の前にみんなで会食。
見学の予約は13:30でして、その前に会員が揃って、会食をしました。昼食場所は彦根市西今町の「魚忠」と言う日本料理の店でした。
集合時間が南彦根駅へ12:00となっていまして、駅へマイクロバスが迎えに来てくれていましたので、みんなが乗車して「魚忠」へ向かいました。

魚忠へ向かうバスから見えた景色です。
水の場所を男性が清掃していました。
魚忠のパンフに書かれていた「十王村の水」ではないでしょうか。
間違いなかったら、この場所は環境省選定の名水百選の処です。


魚忠に着きました。



魚忠の店構えです。



魚忠は人気の有る店です。
私たちが入店した際には、満室の表示が出ていました。



ピンボケでした。
店の中に入ると玄関の両側にこの店に来店した人たちのサインと写真が貼ってありました。右側の額に前宮崎県知事の東国原さんのが有りました。パンフに女将さんが宮崎の出身と有ります。
それも何かの縁なのでしょう。



女子中学生が職場体験をやっていました。しっかりした感じで、初めは女子高校生かと思ったのです。「頑張って」と声を掛けました。このようなことも貴重な体験となるのでしょう。



2階の部屋へ案内され、料理が出てきました。ここ「魚忠」は感じの良さそうな店でした。皆が思ったことは、Iさんが何でここを知ったかでした。
聞いてみましたら、インターネットで調べたのだそうです。
インターネットで調べただけですと当りハズレが生じます。
でも、ここ魚忠は好い店てした。


へべす寿司御前。平日限定お昼御前です。画像が欠けていますが、左側に豚肉を使った先付けが付いていました。それに食後にはコーヒーが出ました。これで1,300円と、とっても値打ちでした。
しかも、駅までのお迎えと印刷局までの送りが付いたのです。
味も良かったし、このようにして貰えてとっても、良かったです。



バスの外で見送ってくれた女将さん。



国立印刷局へマイクロバスで送ってくれました。


安価で美味しい料理。
「魚忠」はそんな店でした。
彦根方面へ出かけ、お昼となった場合、再度寄ってみたいと思わせるような店でした。
「へべす寿司御前」は平日の限定ランチですが、予約不要で応じるとなっています。
日本料理 魚忠
彦根市西今町572番地
0749-26-1686
http://uochu.co.jp/



独立行政法人 国立印刷局 彦根工場
今回のメインの場所。国立印刷局に入ります。


印刷局の正面から。
この先は撮影禁止で、許された場所でしか、撮影できませんでした。



記念撮影のところでは、許されました。
今回の参加者。男性グループです。


この後、記念写真の後で案内されたのが資料展示室です。担当の磯崎さんから印刷局の概要と沿革の説明がありました。そしてDVDの上映がありました。
印刷局の仕事では収入印紙や収入証紙、官報やパスポートなどの印刷物の発行があり、紙幣は東京工場、小田原工場、静岡工場、彦根工場が有り、ここ彦根工場は西日本唯一だと説明が有りました。



印刷局から渡されたパンフレット。製版から印刷、記番号印刷、裁断と工程が流れていきます。インクの原料は外部から購入するのだそうですが、色の調合は工場内で行い、紙幣に使うインクの種類は表が14色。裏が7色だそうです。また、お札を印刷する時は裏側から1トンの力をかけて印刷するのだそうです。


この後。
印刷工場に案内され、2階からガラス越しに見学しました。
カメラ撮影が禁止となっていて、写す事が出来ませんでした。高さ4メートルも有る巨大な印刷機が回っていました。職員が印刷機のボタンを押し、お札のシート取り出してミスが無いか確認していました。お札が横に4枚、縦に5枚繋がったレイの物です。これに向き合っている時はお札と言うよりも、単に印刷物に向き合っていると言った感じでしょうか。

印刷工場の部分を上から眺めただけで、シートをチェックする場面やシートを裁断する場所の見学はできませんでした。

再び資料展示室に戻って
展示室の内部資料には・お札の歴史。・お札の用紙のできるまで。・印刷機械。・印刷方式のいろいろ。・お札のできるまで。・お札の技術を使う美術品・と言った解説が周りの壁に展示して有りました。


アクリルのケースの中に入っている1億円。
以前、日銀の名古屋支店を見学したときにも同様な1億円が有りました。
自由に持ち上げて重さを感じる事が出来ましたが、ここのようにアクリルのケースの中に入っていて、持ち上げるのに、制限がありますと、余計に1億円らしく感じます。日銀の名古屋支店の時は自由に持ち上げる事が出来たと言いたかったのですが、口に出しませんでした。

担当者はクイズとして、お米10キロとこの1億円とでは、どちらが重いでしょうかと投げかけていました。



1千万円札の札束が10個集めて1億円となっています。
どの札束も同じA-AAで000001となっています。リアルさを出すためには、束毎の番号を変えてはと、思います。



私も1億円を持ち上げてみました。



お札に関係した煎餅やクッキー。
ここでしか売っていないモノでしょう。
みんなが買い求めていました。



構内に植樹されていたみつまたの記念樹。
ミツマタはお札の原料です。



ミツマタをアップで。
文字通り枝が三つに分かれています。


今回。Iさんの骨折りにより、印刷局の見学が出来ました。通常、個人的には入ることの出来ない場所を見学する機会を戴きました。中々入ることの出来ない場所を、このように世話をして貰えて、有り難かったです。
ガラス越しに見た印刷機。大きな印刷機でしたが、その印刷機を見て、以前に新聞社の印刷工場を見学したときの事を思い出しました。
日本の紙幣の印刷技術。沢山のインクを使った多色刷り。特殊発光インクやホログラムの技術。改めて凄いと思いました。
国立印刷局 彦根工場
http://www.npb.go.jp/ja/guide/soshiki/hikone.html



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Kの家庭菜園日記  今日、... | トップ | 彩美会  今日は絵の日でした。 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おさつ街道 (ミスターさわ)
2014-11-17 23:50:33
めったに行けない所が見学出来て
良かったですね、国家の機密に関する
場所ですから事前の審査も有るのでし
ょうね、以前京都御所の見学に行った
時も手続きが大変でした。食事タイム
も楽しそうですね。
返信する
おさつ街道 (Kオジサン)
2014-11-18 11:04:52
おさつ街道何て、誰かが勝手に付けた呼び名位に思っていましたら、担当の人から滋賀県が付けたのだそうでした。
このように道路に名を付ける。
住民からも愛着が湧き、好いことだと思います。


国立印刷局は、基本的には10名以上で無いと見学できません。夏休み中なら少人数でも可能かも知れません。

事前の申請に参加者の氏名、住所や連絡先を載せて申請する必要がありましたが、代表者が世話してくれまして有り難かったです。

ランチも楽しい仲間と楽しく過ごす事が出来ました。ネットでこのような好い店を調べてくれて、感謝です。

京都御所ですが、インターネットで参観申し込みが出来ます。でも、1日に参観できる人数の制限があり、ず~と先に予約を入れなければなりません。
修学院離宮や桂離宮も同様だと思います。

コメント有難うございました。
返信する

コメントを投稿

見学 ゆうゆうなごや」カテゴリの最新記事