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デラックス 八重山 3日間 (第1日)

2014年11月27日 23時05分10秒 | 旅行

沖縄県の八重山諸島へ行ってきました。沖縄本島に行ったことがありましたが、八重山は初めてです。想像していたよりも暖かくて過ごし易く、景色も昨年行ったハワイに似ていると思える場所がありました。
初めの行程は那覇で乗り換えて石垣に向かうこととなっていましたが、ダブルブッキングなのか予定の便が確保できず石垣空港への直行便に変わったのです。何か、得したような気がしましたが、予定の飛行機よりも早く帰ることとなりました。
旅行代金は55,000円でした。飛行機代だけでも片道20,000円以上しますので、格安のツアーでしたが楽しむことが出来ました。

中部国際空港  石垣空港 → 石垣やいま村 → 唐人墓 → バンナ岳展望台

 → ホテル日航八重山 → 和琉ダイニングみふね → ホテル日航八重山 


旅行会社から送られて来たハガキ。
5万5千円となっていますが、竹富島の水牛車(4,500円)や川平湾のグラスボート(1,000円)のオプション。それに2日目の夕食などが有り、1人分の費用は6万5千円程となりました。それでも、お値打ちな金額で八重山の旅を楽しめました。



少し早い時間に中部国際空港に着きました。
滑走路の向こう側は伊勢湾です。
沖を航行する大型船が臨めました。



名古屋港へ入港する船。出港する船。
沖を眺めていて、退屈しないほど多くの船が行き交いました。
左上は木材運搬船のような貨物船です。
海外から材木を運搬して来たとすると、喫水が上がっています。
右上は天然ガスのタンカーです。これから産油国に向かうのでしょうか、空船なのですが、喫水が深くなっています。
左下はコンテナ船です。
右下は自動車専用運搬船です。自動車を輸出した帰りなのでしょう。



これから搭乗する機が到着しました。
機にボーディングブリッジが密着したのは10時でした。
乗客がゾロゾロと降り、カーゴが取り出され、それに並行して清掃スタッフが乗り込みました。
何時頃、搭乗開始したのか時計を見ていませんでしたが、テキパキと機内清掃が行われたことと思います。



ボーディングブリッジを渡り機内に入ります。

出発時間は10時35分でしたが、定刻前に乗客が完乗したとかで時間前に出発しました。
ここで、思い浮かんだことは、出発する時に「〇〇さんは居ませんか」と大きな声で、航空会社の社員が出発ロビーを走り回っている姿です。こんな、名を呼ばれる行為が他の乗客に迷惑をかけていたのだと気がつきました。



機内。
ほぼ満席の機内です。



沖縄の上空まで来ました。



いよいよ石垣島です。
向こうに見える平らな島は竹富島だと思います。
空から見下ろすと、珊瑚礁で波が立っているのが判ります。



眼下に広がる石垣の街。



滑走路が見えました。
こちらは旧石垣空港です。
石垣空港は昨年3月に新しくなりました。
旧空港は誘導路が無く滑走路の距離も短いです。飛行機の便数が少なかったのでしょう。機が滑走路を橋って行き、向きを変えて飛び立ったのでしょう。短い距離の滑走路でパイロットは苦労したことと思います。


新しい石垣空港。
日本航空の機が停まっています。



機から降り、ボーディングブリッジを渡ります。



出口にはトラピクスの人が待っていました。
何人かのトラピクスの人とクラブツーリズムの人。八重山では、ほとんどがトラピクスの旗を持った人であり、トラピクスの独壇場と言った感じがしました。



空港からバスの駐車場に向かいます。



駐車場にかびら観光のバスが待っていました。
今回、一緒に行動するツアーの人たちです。
全員で20人でした。
大型バスであり、後部座席はガラガラに空いていました。



いよいよ、八重山観光のスタートです。
トラピクスの現地添乗員Sさん。
添乗員と言うよりも、ガイド的でいろいろと世話をして貰えました。
石垣島の地形を話していました。
左手を自分に向けて「グー」で握り、小指と親指を立てた形と言っていました。
下の地図のような形です。


石垣島の地図です。
八重山の中心地。石垣市は、島の下の方です。

石垣やいま村

まず、最初に寄ったのが石垣やいま村です。




石垣やいま村の全体図。
石垣の古い家屋を移築してきて展示していました。八重山の民俗村と言った感じです。



村内に向かいます。




復元家屋。農民の家です。



アイスキャンデーを売っていましたので、買ってみました。
沖縄の味と思い、黒糖味を選びました。



大きな樹の枝からブランコが下がっていました。



シートーヤー。砂糖作り小屋です。
家畜の労力を用いてサトウキビを搾り砂糖作りをしました。



石垣の旧家。




おばあさんが、枯れた植物の葉で編み物をやっていました。



沖縄の「カスタネット」
三板と書いてありますが、サンバと呼びます。



サンバの音を出してくれました。




マングローブの方へ向かいます。



マングローブ地帯の全体図です。



ガイドのSさんがマングローブの説明をしています。
この当りはラムサール条約で指定された場所だと話していました。


干潮で水の減った名蔵川。




マングローブ。
マングローブと言う木は無く、オヒルギ等の植物の集合体がマングローブなのだそうです。カニが出入りする穴が点々と有りました。


唐人墓

唐人墓へ来ました。



陶器を使って極彩色に出来ています。



唐人墓の事が石碑に書いてあります。
現地でガイドが説明してくれましたし、碑文を読んで思ったことは、幕末の頃黒船が来航しました。こちらの船はロバート・バウン号と言う商船ですが、黒船と同じような形で色が違うだけ。帆があり、蒸気で外輪を回して航行する船を想像したのです。400人以上の苦力を乗せての航行。蚕棚式のベッドでロクな空間も無い状況ではなかったかと思いました。
唐人墓の記述がウィッキぺディアに有ります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%94%90%E4%BA%BA%E5%A2%93
また、碑文の内容に疑問を投げかける新聞社の社説もあります。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/10584/
いずれにしても、幕末の時期の国際的な大事件が有りました。
食べ物をあげたと書かれていますが、石垣の住民が本格的に中国人を援助したくても、手を出せないもどかしさが有ったのかも知れません。
この唐人墓で脳裏に浮かんだのは、串本のエルトゥールル号遭難事件 です。日本人って、「義を見て勇なきなり」の国民だと思います。


上の石碑の他にも何個か石碑が有り、石垣市青年会議所と蘇澳港国際青年商会と書かれた石碑も有りました。青年会議所と青年商会が姉妹締結を1982年に結んで5年が過ぎたという石碑も有りました。今、日本と中国の国情が険しい状況にあります。この頃の民間交流なのですが、今ほど刺々しい時代ではなかったのでしょうか。

テレビでやっていましたが、中国の奥地では日本軍が侵攻した来た頃のドラマを繰り返し放映していて、日本人が嫌いだという人が大多数だと、言っていました。偏った教育だと、偏った考え方になってしまう。今こそ、過去を振り返り、正しい教育をすべき時ではないでしようか。

バンナ岳展望台

バンナ岳展望台。
2本のタワーが見えます。左下が展望台です。
バスは、これから、あの山に向かいます。



展望台へ来ました。
展望台の登り口にはこんな石碑が設置して有りました。
エメラルドの海を見る展望台となっていますが、残念ながら天候が悪くエメラルドの海は望めませんでした。


展望台に向かいますが、とても風が強かったです。



展望台から見下ろした石垣の街。
天候が悪くて眺望が利かない事が残念でした。



こちらは西の方角です。
先程、寄って来た石垣やいま村の方向で、マングローブ林や名蔵大橋、名蔵川が見えます。





和琉ダイニングみふね

バスは一旦ホテルへ戻り、夕食に出発しました。
夕食は和琉ダイニングみふねでした。
ここにはみね屋工房が併設されていました。




夕食はブタ肉のシャブシャブです。



地元のシンガー。
砂川恵子さんと、自己紹介していました。
安里やユンタ等の民謡を唄いました。


ホテル日航八重山結心らいぶ

ホテル日航八重山の結心ライブ。
結心ライブとかいて、石垣の方言で、ゆいぐくるライブと読みます。
毎晩、20時から演奏しています。


湖代わりでミュージシャンが出演します。
この日は「島歌しんか」と言うグループです。
両側の娘さんはアイちゃんとマイちゃんで、昼間はバスガイドをやっていると話していました。
沢山の観客で、最後は拍手をし、アンコールを求めていました。



石垣空港へ着いた時、道路は雨の後で濡れていました。
さほどひどい雨ではなかったのですが、石垣やいま村では、傘が欲しい状態でした。
バスでバンナ岳展望台に上がったのですが、風がとても強かったのです。石垣市内が一望の下に見下ろせる場所でしたが、視界は良くありませんでした。晴れていたなら、市内は勿論のこと、外洋まで見えたことと思いますので、悪天候で有った事が残念でした。
ホテルに戻ってからホテルのロビーで石垣のグループの生演奏が聞けて良かったです。


 

 



 

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