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オジサン達の遠足  高山線の旅 (第2日)

2015年02月18日 23時15分52秒 | オジサン会

第2日は、下呂駅から高山駅に向かいました。こちらでも普通列車を使用して高山に行きました。北に向かって走る列車。北に向かうに連れて野原が白くなり、宮峠の手前では真っ白となりました。
高山駅に着いてから高山陣屋。冬の酒蔵公開をしていましたので、酒蔵めぐりで川尻酒造場。その後は飛騨高山まちの博物館。そして高山昭和館を見学しました。

 
高山市内の地図。
高山駅で降り立って、高山陣屋。川尻酒造場。飛騨高山まちの博物館そして高山昭和館へと回りました。


紫雲荘


宿の窓から見える朝の下呂市内。




紫雲荘の朝食です。


高山線 下り
紫雲荘からタクシーで下呂駅に向かいました。
下呂駅には5分ほどで到着です。


下呂駅8時55分です。

この飛騨古川行きもキハ25でした。
6時53分に岐阜駅を出て、飛騨古川駅へ10時36分に着く長距離ランナーです。
下呂駅には7分間停車し、8時58分に出発するワンマンカーです。



車内はガラガラです。



9時40分です。
もうすぐ久々野駅に着くと言うところへ来ました。
ブヮーと雪が降ってきました。白黒のモノトーンの世界です。
高山線に並行する飛騨川と国道41号線が見えます。



久々野駅です。
ここでは下りのひだ1号と上りのひだ6号がすれ違います。
特急同士のすれ違い。そのため普通列車は久々野駅で15分間停車しました。


久々野駅を出た列車は宮峠に向かいます。
後方の線路を見ていて、勾配を登って行くのがハッキリと判ります。
キハ25はエンジンを響かせて峠を登ります。



列車は宮峠の宮トンネルに入りました。
トンネルに突入した列車。
後方に入口が見え、だんだん小さくなっていきました。


宮峠は分水嶺の峠です。
オーバーに言うなら太平洋側と日本海側を分けている線です。
ここから南へは飛騨川が太平洋へ流れます。
北には宮川が日本海に流れます。



飛騨高山駅に着きました。
駅の建物が壊されています。
帰りの列車の乗車券と座席指定券を買っておきました。その時駅員に何時まで工事が掛かるのかと聞いたら、来年の秋に出来ると言っていました。



高山陣屋の所へ来ました。

陣屋前朝市

陣屋前の朝市。
10軒ほどの店が開いていました。
リンゴの店をのぞきましたが、リンゴを切って試食させて売っていました。

高山陣屋
高山市八軒町1-5
TEL0577-32-0643


高山陣屋の表門です。
これから入場します。



館内。
右はお白州で、罪人が護送された籠や拷問の道具が展示してあります。



米蔵です。
この先は撮影禁止となっています。
内部には米俵が積まれ、当時を再現したところや騒動が有った時の資料が展示して有りました。

渡されたパンフに寄ると高山陣屋は徳川幕府直轄領で行政・財政・警察などの政務を行いましたと有ります。
それこそ、年貢を取り立てる税務署の仕事から法で人を裁く裁判所の仕事。商工業、農業林業。道普請や火消し等と、ありとあらゆる行政を努めたのでしょう。



路面の指示表示。
何処へ行くか、この指示表示を見れば行けます。



宮川に赤い中橋が架かっています。
中橋を渡り三之町に向かいます。



上三之町を歩きます。
まだ、混雑は始まっていませんでした。

川尻酒造場
高山市上二之町68
TEL0577-35-0143


1月16日~3月1日まで酒蔵めぐり開場として6箇所の酒蔵が開放しています。
この日は川尻酒造場が公開していました。
新酒が出来た印し。杉玉が下がっています。



川尻酒造場の内部です。
この女性が説明してくれました。



左は酒のタンクです。温度調節で菰を巻いたりするのだそうです。右は酒搾り機で「舟」と言うのだそうです。



左は「甑(コシキ)」で、精米した酒米を蒸します。右はその上部です。上にはファンが着いています。酒米を蒸すと白い蒸気が立ち上ります。何軒か有る飛騨の酒蔵。彼方此方から立ち上る白い蒸気の景色。彼女はそんな風景は冬の風物詩だと話していました。



酒蔵の説明が終り、試飲となりました。
原酒でアルコール度数が20度です。杯に半分ほどしか入っていません。少し足らない気分でした。

この後。1杯100円の甘酒をいただきました。そして自分用に1,000円の原酒を買い求めました。

のがわ
高山市新明町4-14
TEL0577-33-7946

中橋横の食堂です。



4人で、それぞれ好きなモノを注文しました。
まずビールと言うことで、口取りに山菜とお漬物です。私が頼んだモノは味噌煮込みうどんです。赤味噌や白味噌、3種類の味噌をミックスしていると言っていました。鶏肉入りで美味しかったです。

飛騨高山まちの博物館
高山市上一之町75
TEL0577-32-1205


これから入る飛騨高山町の博物館です。
道路の雪は無くなっていますが、屋根には1メートル近い雪が乗っています。



正面入口です。
ここから入館します。




館内は幾つかの蔵に別れ、高山祭り。産業や美術品等飛騨の文化、高山の歴史を紹介しています。
館内は撮影禁止となっていて撮影は控えました。

高山昭和館
高山市下一之町6
TEL0577-33-7836


映画の看板が貼られた表。これから映画館に入るようなイメージがしてしまいます。



中に入ると、迎えてくれたのはミゼットやスバル。パプリカと昭和に活躍した車です。
右の女性はキップを売るオバサンです。




食堂の内部です。



店内に掲げて有った定価表です。
麺類と丼物。昭和40年頃の値段となっていますが、今はこの頃から10倍から15倍くらい物価が上昇してきました。それにしても、うどんやそばが30円と言うのは安い。



こちらは医院です。
右は診察室の内部を再現したものです。



2階には学校の教室を再現していました。
木琴やタイプライターが無造作に並べて有ります。



懐かしい給食の食器。弁当箱も並んでいます。


民家の居間を再現したものですが、コタツなどが無造作に並べられ、雑然としています。
ゴチャゴチャしているという感はいがめません。




テレビは懐かしいダイヤル式です。
ビデオで鉄腕アトムを流していました。

若い人たちなら新鮮に感じるのでしょう。
昭和を知っている人なら懐かしさが湧いてきます。写真屋、郵便局、時計屋に電気屋色々の店が並んでいます。映画館も再現していました。レコード屋には懐かしいレコードが壁に貼ってありました。
色々のものが揃っていましたが、雑然と並んでいる感じがしました。
誰かが言っていました。「昭和にタイムスリップしたようだ」と。


高山線 上り
上りのひだ16号に乗ります。
このひだ16号には大阪行きのひだ36号も連結していて9両編成でした。

15時36分発のひだ16号。



高山駅1番ホームに停車する上りひだ16号上りひだ36号です。
上りひだ36号は先頭の3両です。



高山駅を出発しました。
車内には空席が目立ちます。



宮峠を登る上りひだ36号ひだ16号。
エンジン音を響かせて坂道を掛け登ります。




下呂駅の手前まで来ました。
渡る川は飛騨川です。
この辺りまで来ると、雪が消えました。




ひだ号が下呂駅につくと乗客がドット乗ってきました。



飛騨川の大船渡ダムです。
川沿いに列車が走り、鉄道の撮影で、ビューポイントとして撮鉄に人気の場所です。




上りのひだ16号が美濃太田駅に着きました。
美濃太田駅からは普通列車で各務原に向かいます。この後、岐阜行きの普通列車がすぐに到着しました。



今回は普通列車で高山に行き、帰りは特急列車の旅でした。昨年12月に導入された新型車のキハ25。新車の匂いは薄くなりましたが、まだ新車の香が残っていました。1日目と2日目のキハ25に揺られての旅でした。普通列車の旅をしましたが、列車に長時間乗っていても、苦痛に感じないのは列車が好きだからです。
新しい車両だから快適に思えたのかも知れません。

岐阜県を表す言葉に「飛山濃水」と言うのが有ります。
飛騨には険しい山々が有ります。下呂から北に向かっていて、段々と白くなります。久々野駅辺りでは、ガラッと車窓からの景色が変り、真っ白と成りました。この白さは日本海まで続くものでしょう。岐阜県が広いと感じます。


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