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「みなと体験ツアー2018」    名古屋港を船で海上から見学

2018年04月03日 23時49分11秒 | 見学

名古屋港管理組合では、名古屋港を船で海上から見学する企画で、「みなと体験ツアー」を実施しています。それに応募したら当選ですと言うメールが届きました。競争倍率が高いみたいです。3~4回ほど応募して当選の運びとなりました。
岐阜県に住んでいて、海に縁が無いのですが船で名古屋港を見学したいと思っていました。


名古屋港管理組合の名古屋港の情報冊子より引用しました。




地下鉄名港線の終点。名古屋港駅で下車しました。
3番出口から地上に上がりました。
前方に見覚えの有る建物。
名古屋港ポートビルが見えます。
あのビルに来るのは何十年ぶりだろうか。




集合場所はポートビルの1階。
休憩コーナーでした。
受付時間が13時30分から50分となっていました。
50分になり、4人が横に並び、縦列で人数確認が行われました。
そして、乗船場に向かって歩き出しました。



これから乗船します。
船員の人が乗船口で迎えてくれました。




最前列に3つの椅子が空いていましたので、そこに座りました。
眺望が良く、特等席かも知れません。




私たちに続いて、乗船してきた人たちです。

乗船した、この船。名古屋港管理組合が所有する「ぽーとおぶなごや2」です。2の字があるように2代目の船だそうです。港務艇で、港湾関係者の視察などに使われているのだそうです。
テーブルが有り、ズラーと椅子が並んでいます。
この椅子。リクライニングで向きも変えれる椅子でした。
感じとしては、浮かぶ会議室。そのように思えました。






とも綱と言うのか、係留しているロープを船員が解きます。
そして、出港となりました。




出港して、直ぐに見えたのが稲永ふ頭の倉庫です。
東陽倉庫の文字が読めます。




右側のかまぼこ型の倉庫を上屋と呼んでいるのだそうです。
内部でフォークリフトが使えるように、柱が無い建物だそうです。





空見ふ頭に来ました。
鉱石運搬船で鉄鉱石を荷揚げしているのでした。




前方に「名港トリトン」が見えます。
大型のトラックがビュンビュン走っています。





女性が案内してくれます。
自己紹介で名古屋港管理組合の職員で広報担当だと言われました。






海上に浮かんでいる灯浮標が見えます。
港内で位置を表示しているのだそうでした。





金城ふ頭が見えます。
2隻の船は自動車運搬船です。

陸の上で自動車を船に積み込んでいる様子が見えました。
「ギャング」と呼ばれる人たち。車を船に積み込む作業をする人たちです。効率よく乗せ、車と車の間が拳分の間隔まで詰めるのだそうです。





名港中央大橋の下を通過します。
この橋の下を船で通るのは初めてです。




左側に変わった形の船が航行していました。
船尾の平らな部分。あれはヘリポートなのでしょう。
駿河湾で見かけた探査船「ちきゅう」に似ています。でも、この船はヤグラが有りません。
浚渫兼油回収船の「清龍丸」です。名古屋港内の航路の浚渫を行っている船だと説明がありました。川が土砂を運んで来て、港内が浅くなってしまう。大型船が航行できるように浚渫をしているのだそうです。
港内の土砂を浚えポートアイランドへ持って行っていたのでしょう。そのポートアイランドが満杯となって来たそうです。






飛島ふ頭コンテナターミナルです。
キリンのように首の長いクレーンが見えます。
このクレーン。ガントリークレーンと言うモノでした。
テレビで見た事が有りましたが、使う時はアームを横にして、使わない時は上げて置く事が判りました。




中部電力の西名古屋火力発電所です。
発電効率が高く、ギネスブックに認定された火力発電所です。
普通、火力発電所の煙突は高くなっているのですが、この発電所の煙突は高く有りません。



飛島ふ頭南側コンテナターミナルです。
NYK  LINEのコンテナ船をタグボートが離岸させています。
と言う事は荷役が済んで、次の目的港に向かうのでしょうか。




前方の平らな島。
これがポートアイランドです。
船は、ここでユーターンしました。





ユーターンしてから、上のデッキへ出てみます。





デッキに出ました。
後方の視界が広がります。





デッキから見える航跡です。
右奥に見える平坦な島がポートアイランドです。




右側に溶鉱炉が見えます。
この場所は東海元浜ふ頭で、名古屋港の中で一番大きなふ頭だそうです。
石炭や鉄鉱石を上げています。





船から見える海面。
タマタマ、イルカの尻尾が見えました。
カミさんは見なかったのですが、隣に居た男性も目撃しました。
私一人が見たのでなく、一緒に男性も見たのです。案内の女性に話しましたらスナメリでしょうと言う事でした。写真に撮る事は出来ませんでしたが、珍しい体験をする事が出来ました。
余り、綺麗ではない海水。こんな海でもスナメリが居る事に感心しました。




来たに向かって航行していて名港中央大橋の下を通過します。
向こうに日清オイリオのサイロが見えます。
製油原料を貯蔵するのでしょう。





後方に名港中央大橋が見えます。





前方に名古屋港ポートビルが見えます。




名古屋港ポートビルの下まで戻ってきました。




停船したので、下船します。




春休み中なので親子の組が何組か有りました。




ポートブリッジから見える「ぽーとおぶなごや2」です。
この船に乗船しました。


感想
船に乗船して名古屋港の中を見学する。滅多に無い機会でした。珍しい「清龍丸」を目にする事が出来ました。コンテナふ頭では離岸するコンテナ船を見ました。時間帯的にはどんなものだろう。恐らく、午前中の方が入港する船が多いのではなかろうか。もし、コンテナふ頭を見学する機会が有ったら、行ってみたいと言う気が起きました。
海側から見た製鉄所。石炭や鉄鉱石が荷揚げされていました。それに穀物サイロを見ました。アソコで食用油を製造しているのだろうか。想像が膨らみます。
知らない事を知るのが面白い。
船に乗っての港内の見学。好い機会でした。

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