豊橋の二川宿本陣資料館へ行ってきました。本陣では、二川宿本陣まつりで、「ひなまつり」が開かれていました。豪華な段飾りのお雛様。それにきらびやかな吊るし雛を見てきました。本陣資料館の館内には東海道の資料や昔、旅人がどのように旅をしたかが解説して有りました。その後は田原市の渥美郷土資料館に向かいました。こちらの館もお雛様の展示が有りました。そして伊良湖菜の花ガーデンに行ってきました。
お雛様に合いに行き、そして菜の花を見てきました。三河路の春を見に行ったという感じがします。
二川宿
二川宿まちなか公園に設置して有った二川町の地図です。
二川の宿場は本陣を中心に東西に広がっています。
その町に鉄道が延びてきて、駅が出来ました。そして新幹線が敷かれました。
問屋場跡や高札場跡が有り、かつての宿場の様子が想像できます。
山崎精肉店です。
二川宿本陣資料館の駐車場に着きましたら、満車でした。少し、待たなければなりませんでしたが、新幹線の南側に大駐車場が有ると言われ、そちらに向かったところ、途中に病院なのか、駐車場が有って車の整理していました。その駐車場に停めさせて貰い、本陣に向かって歩き始めました。
本陣に向かう途中に見かけたのがこの山崎精肉店です。
何人かの人が店頭で食べていました。
店内に入り、列に並びました。
コロッケを揚げているご主人。カメラを向けたら、恥ずかしがっていました。
1個100円のコロッケ。美味しかったです。ラードで揚げている臭いが外まで漂ってきていました。
二川宿本陣資料館
二川宿本陣資料館のパンフです。
資料館の入口です。
ここで入場券を買います。
本陣資料館の資料館に入りました。
本陣資料館の入場券で、資料館。旅籠のせいめい屋。それに本陣が見学できます。
まず、資料館に入ったのです。
先に、せいめい屋に行きました。
館内に「おくどさん」が有ります。
そして吊るし雛が下がっています。
これは資料館へ来る時に外から見えたシーンです。
旅人が旅籠に着き、脚を洗っています。
これはお帳場を再現したところです。
算盤や大福帳が乗っています。
表から見た帳場です。
旅籠屋の行灯が有り、籠も置いて有りました。
館内に展示してあった資料です。
この資料は浜松から岡崎までの宿場町の規模を紹介しています。
浜松と吉田宿に挟まれた二川宿の規模がわかります。
古い文献を資料としたのでしょう。二川宿の宿の数と飯盛り女の変遷が書かれています。
このような資料が何点も展示してあり、良く判りました。
資料館に来ました。
資料館に来る前に企画展示室に入りました。こちらにはお雛様が展示して有りましたが、撮影禁止になっていました。
こちらは二川宿を紹介しているコーナーです。
街道で荷物を送る場合に、宿から宿へとリレーで送られて行きます。宿場で馬の荷物を乗せ替えるルールが有りました。何宿かに渡って同じ馬で通すとなると馬が疲弊してしまいますので、途中で馬を交代させるのは当然の事でしょう。
このような事柄も、上手く解説して有ります。
こちらは資料館の1階です。
東海道や中山道の本陣を紹介しています。
資料館から出て、本陣に行きます。
本陣の内部です。
上から吊るし雛が下がっています。
それに、貝合わせが並んでいます。
段飾りのお雛様が展示して有ります。
お雛様をアップで。
この日は、子供だけ「あられ」が貰える日でした。
綺麗なおネーさんが子供さんにあられを渡していました。
廊下に一杯、吊るし雛が展示して有ります。
吊るし雛の中に顔をかたどった飾りが下がっています。
色々の顔が有ります。
それぞれ、表情が違います。
こちらは段飾りの部屋です。
広い段飾りの部屋です。
こちらは吊るし雛の部屋です。
アイウエオの飾りやABCの飾りが並んでいます。
アイウエオを撮ってみました。
沢山の吊るし雛が下がっています。
吊るし雛の制作に取り組んだ人を紹介していました。
子供さんに着物を着せるコーナーが有りました。
左は着物を来たお嬢ちゃんとおバアチャンです。右は着付けに取り組んでいるところです。
本陣資料館から出ました。
これから商家「駒屋」に向かいます。
本陣の柵に花が飾って有りました。
ネコヤナギが春が来る。そんな雰囲気を出しています。
本陣の表側です。
紋が入った幕が張られています。
本陣の内部です。
昔は殿様がここから本陣に入りました。
商家「駒屋」に向かって歩きます。
歩いているのが東海道です。
宿場には枡形が有ったりしますが、この二川宿は、ほぼ直線の街道となっています。
商家 「駒屋」
商家「駒屋」のパンフです。
パンフに有りますようにここ、駒屋は田村家が経していた米穀商・質屋の跡です。
平成24年から26年に掛けて改修復原工事がされました。
商家「駒屋」の前に来ました。
商家「駒屋」の前から東方を眺めました。
古い趣の有る家屋が並んでいます。
駒屋の中に入りました。
ここが帳場で算盤や大福帳が見えます。
駒屋の座敷に上がらせてもらいました。
福寄せ雛です。百人一首をしている模様です。
別の部屋から。
駒屋の庭。
左側に蔵が並びます。
瀬古道に出ました。
蔵が並び、良い雰囲気の場所です。
二川宿の本陣資料館と商家「駒屋」はセットみたいなものです。双方の場所が数百メートルしか離れていません。二川宿本陣資料館は資料館と旅籠の清明屋、そして二川宿本陣からなっています。本陣は畳み敷の便所が昔の姿で再現されています。せいめい屋はここで旅人が泊まった事が良く判ります。資料館は二川宿の解説や東海道の旅について解説していまして、旅をするのにどれ程のお金が必要だったか紹介していました。
しっかり見学して時間が遅くなってしまいました。
めん処 勢川 二川店
遅い昼食の時間となりました。
めん処勢川に入りました。
私が頼んだのは、桜えびの塩天丼とざるそばのセットです。
味は良かったですが、桜えびが纏まっておらず食べ難かったです。
豊橋と言う場所がらでしょう。
ウズラの卵が付いています。
渥美郷土資料館
渥美郷土資料館のパンフです。
渥美郷土資料館へ来ました。
豊橋の二川から田原市の渥美へきました。
車で来ましたが、1時間ほどかかりました。
資料館の入口です。
竹を束ね帯が結んで有ります。そして枝の先に吊るし雛が下げられています。
この館のシンボル的なものでしょうか。
資料館に入って、段飾りが見えます。
吊るし雛。
段飾りにピントが合ってしまいました。
子ども達が制作に取り組んでいました。
2階の企画展示室です。
こちら、渥美地方では男の子が誕生すると、祝に凧を作成するようです。
女の子二人が着物姿となっていました。
事前に予約しておく必要が有りました。
段飾りの前の女の子二人。
ボケていましたが、ブログに女の子を載せるのに、逆にボケていて良かったです。
伊良湖 菜の花ガーデン
菜の花祭りのパンフから抜粋しました。
菜の花ガーデンの駐車場に着きました。
あの場所がガーデンの入口です。
菜の花ガーデンの入口です。
横断歩道を渡り、向かいます。
協力金、100円を投入して園内に入ります。
ブランコの場所です。
記念撮影のスポットとなっています。
私たちの前に居た若いカップル。
そのカップルとシャッターの押し合いをしました。
カップルの女性です。
彼氏がスマホに納めていました。
菜の花の今の状態です。
花が枝の先だけになっています。右は花が済んで菜種になっています。
菜の花ガーデン。
黄色い菜の花が先の方だけに変ってきています。
菜の花ガーデン全景。
なっちの丘から撮りました。
前方に見える山は、先日登った大山で、東の方角です。
靄っていますので、無理ですが、菜の花と月。
時期的に満月の時期ではないのですが、ここで満月が顔を出すと歌の情景のような風景になります。
なっちの丘から人工芝のスロープを滑り降ります。
三本ほど、河津桜の木が有ります。
丁度、満開となっています。
海岸に出てみました。
沈む太陽。
向こうに見えるのは伊良湖ビューホテルです。
道の駅 めっくんはうす
帰路。道の駅 めっくんはうすに寄りました。
ふれあいマーケットで、生産者の野菜を直売しています。
キャベツが2個で110円と安いです。
どんきゅう
道の駅 めっくんはうすに有るどんきゅうに入りました。
私が注文したのはカキフライ丼と小うどんのセットです。
カキフライに甘い味噌たれがかかっています。
感想
本陣資料館の見学は、お雛様が飾ってある事も有りまして1時間半にも及びました。東海道の状況や旅人の持ち物。旅をする費用など色々のことを紹介していました。
ジオラマと言えば良いのでしょうか。参勤交代の列が有りまして、その列にスポットライトが当てられました。上のスピカーから流れてきたのは、旅が二日遅れて費用がかさむと、愚痴ともいえる言葉が流れてきました。何百人に及ぶ行列です。難儀したことでしょう。
館内の説明が内容的に充実していて、再度訪れても良いと思う程でした。本陣資料館へは十何年前に来たことがありました。今ではほとんど記憶に残っていません。雛人形とあわせて見学することが出来て、良かったです。
商家「駒屋」は整備されてから、まだ、新しいという感じがしました。このように行政が整備に力を入れている事が、歴史に目を向けているように思えました。
菜の花ガーデンは花が咲いているというものの、茎が伸びていて最盛期を過ぎたという感じでした。
それでも、一面の菜の花を目に出来たのは良かったです。