第3日です。
三蔵法師ゆかりの寺で、大雁塔のある大慈恩寺や空海ゆかりの青龍寺を訪ねました。
また、筆の店が連なる書院門街やイスラム教の回族が店を並べる街を散策しました。
中国へ来ていることが、異国なのですが、その中でもイスラム文化と言う変わった雰囲気の商店街を歩きました。
違った種族で、中国の広さを感じさせます。
ホテルで貰った西安市内の主要な箇所。
西安市の中心部が長く大きな城壁で守られている事がわかります。
東西南北の門が有り、城域の中には古い鐘楼や鼓楼がありました。
西の門がシルクロード出発地点となります。
泊まっていた西安シェラトンホテルです。
朝、散歩に出ました。
散歩で歩いていたら、ホテルの近くで、シンバルやトランペットを鳴らす音が聞こえてきて、
何事かと行って見ました。
沢山の人達が集まっていましたが、どう言う物か判りませんでした。
教師節
後から、ガイドに聞きましたら9月10日は教師節と言っていました。
この教師節は中国全土で開かれている、教師に感謝する行事なのだそうです。
今回で第28回と成ると言っていました。
子供たちが手に手に花束を持ち、教師に渡していました。
教師に感謝の意を表す日です。
シンバルの大きな音とトランペットの音が交差します。
上級生でしょうか、隊列で子供を迎えていました。
小学校の入口です。
壁には机場小学と有ります。
その下には熱烈慶祝第二十八回教師節と表示しています。
朝、一番に向かったのは城郭の南門でした。
高い城壁が長く続きます。
南の門です。ここから城域に入ります。
南の門から城内に入りました。
凄い高さのレンガの壁です。
城壁の外には西安の高層ビルが見えます。
ついに、雨が降り出しました。
城壁の上に有った立派な建物。
先の方まで城壁が続きます。
西安市の中心部が城域となっていて、外周を歩くと相当の時間が掛かるそうです。
この城壁を走るマラソンが開かれるのだそうです。
書院門へきました。
ここは筆など書に関する用品の店が軒を連ねていました。
ここで、物売りの若い男性に声を掛けられましたが、中近東の方の人種のようで、見るからに東洋人では無い人種でした。このようなことにも中国の広さを感じました。
筆の店と紙の店。
書家ならこんな店で筆を買ってみたいと思うことでしょう。
道端には筆を売る露店も並んでいました。
西安市の美術館に入りました。
館内では中国画の展覧会が開かれていました。
写真は撮っても良いとのことで、撮影しました。
係員の説明を受け、絵を見ました。
この後、別室に案内され、高価な工芸品を勧められましたが、誰も買いませんでした。
一枚だけ、気に入った作品です。
ラクダの表情が何ともいえません。
天龍宝厳素食館
お昼の時間となり、入った中華レストランです。
天龍宝厳素食館と言う名です。
精進料理を中心とした料理のレストランで、京都の天龍寺に関係がある店だと話していました。
精進料理の色々。
チャーハンは2皿出ました。
雨の中。大慈恩寺に入りました。
先に見えるのが大雁塔です。
大雄宝殿の中には仏様の顔が見えました。
お寺の展示室内部です。
三蔵法師が持ち帰った経典を訳した物だそうです。
何巻もありました。
青龍寺の中に空海記念碑がありました。
遣唐使として訪れた空海。
この地に立つまでは大変な苦労があったことでしょう。
興慶宮公園に入ります。
園内には阿倍仲麻呂記念碑がありました。
こちらも苦労してこの地を訪れたことと想像します。
イスラムの回族の店が並ぶ町並みです。
道の両側には胡桃や干したナツメを売る店が並んでいました。
回族の商店街。
髪の毛を隠すように女性がスカーフをまとっています。
城郭の中にあった、鐘楼と鼓楼。
高く積まれた煉瓦の上に建ち、立派な建物です。
歌舞大劇院で夕食
この日の夕食は前夜と同じ歌舞大劇院でした。
お料理の内容は餃子料理でした。
次々と餃子が運ばれてきました。
ゴマを使って豚の顔を表した豚肉餃子。
尻尾をピンとさせた北京ダックの餃子。
フカひれの餃子。チンゲンサイの餃子など餃子のオンパレードです。
これらは皆蒸餃子で一人1個の割り当てでしたが、水餃子に制限はありませんでした。
この他に焼き餃子がありましたが、撮影し損ねました。
西安、最後の晩と言うことで各テーブルで盛り上がりました。
静岡県の湖西市から来たグループ。
3日目ということも有り、皆さん打ち解けて話が弾みました。
ツアーで、お互いの垣根が低くなるというのがいい点です。
鈴鹿市から来ていた男性はマジックが出来る人でした。
箸の裏表を表すマジックを披露していました。。
ウエイトレスがとても喜んでいまして。沢山の人が彼を囲んでいました。
感想
前日とは変わって、遣唐使ゆかりの場所を訪ねました。当時は苦労を重ねて、この地に下り立ったことだと思います。
ゆかりの寺を回り勉強になりました。