朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

計画停電、個人宅の照明、推奨案

2011-03-23 | 東日本大震災
(追記2011-03-24)電池のサイズが異なるので困ることがあります。「小は大を兼ねる」、つまり今や入手困難な単1・単2を、緊急避難的に「単3」で代替できます。電池の太さの差異は「紙を巻きつけてテープで固定」「(単3を単1に)長さが不足する場合、1円硬貨を数枚重ねて外周をテープで固定、またはアルミホイルを固めて分厚い円盤とする」の方法です。ネットに解説があります。
 100ボルト商用電気の工作は危険です(資格が必要)が、電池の工作は電圧が低いことと電池に含まれるエネルギーは少量なことから、大きな危険はありません。
http://netafull.net/lifehack/037337.html

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東京をはじめとする関東、東北は、毎日3時間程度の停電が予告されています。直前に中止されることもありますが。

夜間にその停電に遭遇すると、やはり、不安に感じるそうです。現代人にとって室内の照明は大切だと思います。ところが東京をはじめ関東東北では、商店に懐中電灯、電池、蝋燭などが品切れになっていると聞きました。

推奨案は、



LEDランタンです。本来はキャンプで使う用品。

普通の懐中電灯が、京都でも品切れになっています。単1や単2の乾電池も品切れ。

特に、上記写真のライトは強い光のLED9個が取り付けられていて、アルカリ単2電池4個で25時間くらい持続するそうです。

これに充電電池、例えば「エネループ」電池を使えば最適だと思います。毎日停電があるとすると最も経済的で環境にもやさしい。(乾電池は使い捨てなので)

毎日か数日ごと、事前に充電しておいて停電時はその蓄電池でLEDを点灯します。

「エネループ」が手に入らなければ、LEDランタンと、乾電池だけでもOK。実際に買ってきて試してみました。結構明るい。


もう一点。

家電量販店やホームセンター店で、むかしからのスタイルの「懐中電灯」が売りきれ状態ですが、LEDライトはまだ残っていました。

実は、LEDのほうが、懐中電灯の豆球よりも格段に効率が良いのです。つまり、同じ電池で長く点灯する。その効率は軽く10倍以上はあって、その分だけ電池の持ちが良い

100円ショップでもまだLEDライトを売っていました。もし手に入れられればめっけ物。

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ろうそく。これも品不足になっています。

停電中に点灯する場合は、余震もあるので、転倒に注意してください。

しっかりした台に受け皿を作って(かまぼこ板に釘とか)、その周辺には紙など可燃物を置かないように。





PCやハードディスクドライブの突然停電での故障を防止するUPS(無停電・電源装置)があります。

これと、通常の家庭用LED電球(100V用)と組み合わせれば、今後関東で長期にわたるほぼ毎日の計画停電に対して、自動で「室内照明」を確保できそうです。きっと、どこかの中小企業さんが商品化することでしょう。(UPSメーカーさん)

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放射線の被ばくは、どのくらい怖いのか?

2011-03-23 | 東日本大震災
「直ちに健康への影響はない」という表現が、政府からテレビ、新聞を通じて広報されています。

かなりあいまいな表現ですね。「直ちに」とは、1分か、1時間か、1日ですか? その後は「影響がある」のですか?

友人からネットで教えてもらった情報です:

東京大学医学部附属病院放射線科の中川恵一准教授
http://u-tokyo-rad.jp/staff/nakagawa.htmlが掲題の解説をしています。

下記URLでPDFが開きます。
http://www.u-tokyo-rad.jp/data/toudaivol4.pdf

これを私が読んだポイントです:

ヒト(日本人を例にして)は毎日、食物をとっています。その食品や水には通常でも微量の放射性物質が含まれています。ヒトはカリウムという物質を平均で200グラムを体内に取り込んでいます。

地球環境によれば、その0.012%がカリウムの「同位元素」で放射性です。それを人体の内部被ばくに換算すると、6,000ベクレル(Bq)に相当します。

最近、福島市の水道で検出された放射性ヨウ素の濃度は、180ベクレル(Bq)/キログラム。この放射性ヨウ素は半減期が8日(放射線の発生量が半分になる期間)で、一ヶ月ぐらいでほぼゼロになります。この水道水を毎日2リットル飲み続けると被ばく量は720Bq(ベクレル)になります。

この被ばく量は、通常でヒトが摂取しているカリウムからの被ばくの量の8分の1に相当します。

この数値は、あなたの想像と比べて大きいですか、そうでもないでしょうか?

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別の事実の記録です。

過去55年間程度、日本の普通の場所での放射線量記録が下記にあります(信頼できる友人の情報)。

http://www.mri-jma.go.jp/Dep/ge/2007Artifi_Radio_report/Chapter5.htm


 (注: 縦軸は「ログスケール」、つまり横線ごとに10倍の数値を表示しています)

かつて数十年前には、米・ソ連・英・仏などの国が核爆発実験を大気圏で実行しました。

秘密兵器の開発のためでした。

1954年太平洋ビキニ環礁で米国の実験がおこなわれました。

通告された範囲の外で操業していた日本のマグロ漁船、第五福竜丸が被曝しました。漁船員に死んだ人もでて、生き残った方も後遺症に悩みました。

米国だけでなく、上記の核兵器所有国が競って大気圏核実験をやったのです。今となっては全く信じられません。

そんな欧米諸国の市民が過剰に今回の事故を恐れることには、日本人として大いなる不満があります。原子爆弾を発明し、今も保有するのはどこの国ですか。

~~

その当時(1950-60年代)は、現在の数百倍強い環境放射線を浴びていたことがこの記録から分かります。

その時代に青少年時代をすごしたのは、今の70歳代、60歳代です。

別に異常なく、、多くの方々はピンピンしているようです。

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