鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(12/2)

2011-12-02 08:36:05 | 日記
 時々、日野川の様子を見に行きます。水温が下がってからの川は上流から下流まで澄みきっています。この時期、バクテリアから人間までの生物の生産活動が停止状態に近づくからです。
 田んぼに水は取られません。田んぼの肥料を含んだ水は流れ出ません。植物プランクトンの増殖も抑えられます。たとえ、水鳥の糞が多少出たとしても、水の中で分解され植物プランクトンや水草に吸収されるまでに、海に流れ出ます。水中に溜まった有機物の分解は進みません。水が濁り、汚れる原因がなくなります。
 日野川は「こんなにきれいだったのか」と、いつもこの時期になると思います。人間の生産活動や開発行為はその流域の水質に影響を与えます。流域住民の環境に対する優しさが水質を守ります。
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