遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

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忠烈嗣衛兵交代式

2016-04-18 04:47:42 | 行ってきました
    圓山大飯店
    忠烈嗣正門
    忠烈嗣入口の衛兵

台湾旅行のツアー定番衛兵の交代式を我々も見に行った。これも定番の故宮博物館見学の帰りである。圓山大飯店のすぐ近くが忠烈嗣である。中々立派な廟で通路も広々としている。靖国神社は木々の影になにか神々しいところを感じるが、ここは開けていて、静かではあるが明るい。

入り口に立つ衛兵は長身で中々ハンサムである。採用条件が厳しいそうだ。人形のように表情を変えぬ。やがて5人の交代要員が隊列を組んで、足を機械的に揚げる行列で出てきた。入口の門脇を通り、廟までの広場をその足取りで進む。石畳には隊列が通るところに条痕が着いている。

こう言うセレモニーはやはり硬直化した姿勢で、目線を固定して行うのがしきたりなのだろう。一種厳かな雰囲気を醸し出している。真っ白な制服が眩しかった。

   よっ!男前。
   廟
   病を守る衛兵
    交代兵の行進
    国旗はためく中を交代衛兵は廟に到着


夜市(台湾)

2016-04-17 04:17:52 | 行ってきました
    士林市場入口
   夜なのに人が多い
   食べ物街

今回も台湾名物の夜市にでかけた。と言っても夕食後冷やかして歩いただけであったが、もし満腹でなかったらちょっと挑戦してみたい気はした。

夜市というだけあって、8時過ぎでも人出は多く、雑貨・衣料・飲み物・食品とスーパーがで店をしているが如く何でもある。これではコンビニも上がったりだとおもいきや、コンビニもちゃっかり店を開いていた。

店員は威勢は良いが、愛想は良くない。台湾に着いた日に近くの小さな夜市にも言ってみたが、殆ど食品の見の店構えであったが、やはり愛想はそんなに良くなかった。通りゆく人は若い人が多く、高齢化社会は何処に行ったのだろうか。

食事後と免疫力に自信がなかったので、フルーツを買っただけでホテルに戻ったが、それも食べる元気がなくて寝てしまった。マンゴー、スイカ、パイナップル、メロン、など南国らしくみずみずしくて美味しそうだった。

   ホテル近くの小規模夜市
   フルーツ専門屋台
   札幌ラーメンの屋台



基隆中正公園(台湾)

2016-04-16 03:54:50 | 行ってきました


野柳地質公園の帰り道、立ち寄ったのがここ。基隆港を見下ろす高台の上にあり、そこからは停泊中の戦艦が見えた。しかし新しい公園で、漆喰で出来た大きな観音像と布袋像が鎮座しているだけのところです。

入口には歴代市長や偉い人の筆跡になる石版が飾られているが、「ああそうか」というだけで、歴史的な由緒などは感じられなかった。時間つぶしに立ち寄ったのか。若いツアー客が観音像前の広場で、アニメ像のゴーカートに興じていた。

   門から見る二つの像
   中国は布袋様が好きらしい
   観音像
   狛犬に守られる観音様

野柳地質公園

2016-04-15 04:20:06 | 行ってきました
   入口
   地層と海藻が重なり綺麗なコントラストだ
   入り組んだ海岸線

台湾旅行で九份の帰り道、立ち寄ったのが地質公園。なにか博物学的な展示を見るのかと思いきや海岸の奇岩、片岩を見せる公園であった。

一番の人気は「女王様の頭」。アップに結った髪の貴婦人が横を向いているように見える。その他にも象の頭、ローソク立て、スリッパ、芸者の髪、など奇岩が並ぶ。

   女王の頭    ローソク立て
    象の頭
    スリッパ
    芸者の髪

同じような岩が並んでいるところを見て「東洋のカッパドギアだ」と言っていた人がいるが、岩の侵食具合はよく似ている。ただスケールが1/10くらいではある。地層の質と侵食方法がにているのだろう。

   静かな海岸線
   カッパドギアを髣髴とさせるキノコ岩群
   ここも見物客は多い

そこそこ見物をして園外に出た。途中移設したジャガー岩が飾ってあった。自然を大事にする日本では考えられないことだが、ここらでは見物し易いところに移設をするのは親切だと考えているらしい。

園外には海産物や果物の市場が軒を並べ商売に励んでいる。さすが台湾である。
気軽な海岸散歩であった。

   ジャガー岩
   海産物(乾物)の店

天燈揚げ

2016-04-14 02:17:23 | 行ってきました
   十份駅
   駅構内

     十份から幸福へという貼り紙   看板
   電車が来た!

台湾旅行で行った九份の手前4,5駅のところに十份という駅があった。そこも観光地ということでそこでバスを降り、てブラブラと歩いた。聞けば天燈揚げが名物で、レールの上からランタンを飛ばすのだそうだ。

この辺りの鉄道はレール内への立ち入りは自由らしい。北海道だったかと思うが幸福駅への切符を求めて一時ブームになった記憶があるが、ここでは十份が縁起の良い意味なのだろうか、十份から幸福行きへ、という言葉が掲示してあった。

川崎市?と提携しているらしく、1時間に一本程度のダイヤで運行する台湾鉄道・平渓線の車両は以前日本の何処かで乗ったことのあるような、懐かしいものだった。

   天燈揚げ取り扱い店
   願い事を書く
   レールの上から揚げる
   スタート!
   上がった!   上で漂っている

見れば町中(と言っても駅前通りだけだが)に天燈揚げの店が立ち並び、これがここの名物だと分かる。まずは願い事を筆でランタンの袋に書き込み、膨らませて固形燃料を取り付けレールの上で待つ。二人で両端を持ち、燃料に火をつけ、天に放つという単純な作業だが、1時間に一本というダイヤのお陰でゆっくり作業できる。

放たれたバルーンはみるみる天に上り、やがて上昇ををやめ滞空する。暫く滞空した跡徐々に下降を始める。
上空は風があるのかバルーンはかなり流される。風が強い日は何処まで流されるのだろう。火が残っていたらどうするのだろう、このビニールのバルーンは環境破壊しないのだろうか、などと要らぬ心配をする。

他愛もない体験だが、この程度のことが手軽で良い。

天下第一の桜

2016-04-13 11:27:08 | 行ってきました
   駐車場から高遠城址公園を望む
   公園へのアプローチ
    高遠高校跡へ着いた
    咲き誇る桜の花房

土曜日の夜桜を見てその圧倒的な花の密度に感激し、興奮冷めやらぬままに刈谷に戻る道すがら、また高遠へ立ち寄った。さすがにこの暖かさで少し散りかかってはいたが、昼間の桜もやはり圧倒的な迫力であった。

誰が言ったか高遠の桜は「天下第一の桜」という呼称にふさわしく、視界いっぱいに広がる桜は見事である。大奥の絵島生島事件の結果、生島がこの地に流されたがここの桜を見ているとその艶やかさで、逆に事件に巻き込まれた生島の無念さが伝わってくるようである。

ウィークデイの、しかも夕方とあって流石に人出はこの前ほどではなかったが、それでも途切れること無く出入りはあった。ソメイヨシノより細い花びらが風にハラハラと舞うさまは時間もあって何やら哀れを誘い、依然として圧倒的な花の量を前にして西行の「花の下には人が埋められている」という話を思い出した。

今年は何となくソメイヨシノの満開の桜を見そこねてしまったが、代わりに「天下第一の桜」を十分堪能したので良しとしよう。

    タカトオコヒガンザクラのピンクの花
    覆いかぶさるように咲く枝
    公園内の桜のトンネル
    圧倒的な桜の壁

九份の映画館

2016-04-12 02:13:32 | 行ってきました
    九份の出入り口にある警官詰所
    昇平戯院入口
    切符もぎり

九份の路地のほとんど最後に現役の映画館があった。見学は無料とのことで中を覗いてみた。映画館ではなくて戯院だそうだ。

切符もぎりにある看板に、軍と警察の欄があるところを見ると、特別料金になっていたらしい。金山があったということで警戒の部隊が駐屯していたのか。

中は刈谷にもあった昔の映画館そのものである。懐かしい古いフィルム式の映写機が展示してあった。昭和の高度成長期の直前にタイムスリップしたような感じがした。

    フィルム式映写機
    まだ使われている場内

九份に遊ぶ

2016-04-11 13:13:28 | 行ってきました
   台湾鉄道瑞芳駅
    九份旧市街入口    狭い路地にはいろいろな店が並ぶ

1月以来の海外ですが、ちょっと台湾まで行ってきました。昨年台湾に行った折行きそびれた九份を覗いてこようという全くの野次馬根性です。宮崎駿の「千と千尋の神隠し」のモデルともなったところで、それで九份に少し興味をそそられた、といったところです。十份から電車(台湾鉄道)に乗り瑞芳まで数駅乗りそこからバスで九份へ。

ここはもともと金鉱山があったところで、その後1971年閉山して急激に寂れた。1989年台湾映画「非情城市」という映画の舞台となって注目され、さらに日本では宮崎駿監督が、映画「千と千尋の神隠し」の着想を得たという噂が広まって人気が高まり、レトロな街並みに似合う茶芸館やカフェが軒を連ねていったのです。

旧市街の入口から曲がりくねった狭い路地に一歩はいると、両側にいろいろな店が並ぶ。韓国のようにあまりしつこい呼び込みはない。並んでいる品物の違いはあるがモロッコの市場に似た雰囲気だ。市場はなぜだか人の気持ちを高揚させる作用がある。

狭い路地をウネウネと坂道を登り、覆いがとれるとやがて大きな建物の前に出る。「千と千尋の・・」湯婆婆が居たと言われる舞台となる茶屋である。赤い提灯が軒先から沢山吊るされ一種独特の風情である。

   狭い坂道を行くと・・。
   湯婆婆の舞台となる茶店だ
   我々もここらで一服
   眼下には絶景が
   お菓子付きのお茶がでる

ガイドに記念撮影をしてもらい、我々もそこらで一服し、お茶を楽しむ。お菓子が4種類ついて、中国茶は飲み放題、絵葉書付きだが300元(ほぼ1000円)という観光地価格だ。しかし雰囲気も景色も店員のサービスもいいのでそんなに不満ではない。お茶を終えたら更に路地を下り、昼飯場所の九戸茶語へ到着。映画館の近くの郷土料理を出す老舗のようである。

   坂道をさらに下る
   ここが昼飯処九戸茶語
   前の店も堂々としている
   窓の外も景色がいい

2階に上がり席につく。エビの蒸し焼きに始まり、豚バラ肉の煮たもの他、料理は10点近くありすっかり満腹、満足した。映画館が近くにあるということは、ここら辺りは昔の繁華街の中心地だったのだろう。そこの老舗であるからには不味いはずはない。台湾旅行は前回もそうだったが料理に外れがあんまりないのが嬉しい。

観光も食事もすっかり満足して九份の街を後にした。

   出てきた料理の一部
   提灯のよく似合う街だ






桜に埋まるー高遠夜桜

2016-04-10 10:19:01 | 行ってきました
    ライトアップされた桜
    高遠城址公園入口
    空堀の桜を見下ろす
    ぼんぼりと桜

今年も高遠の桜を見に行った。昨年はウィークデイで満開の時期を少しだけ外れてはいたけどそれでも見事であった。ネットで調べると今日が満開とのこと。夜ならば土曜日でも多少は人出が少ないだろうと見当をつけた。

5月中旬並という気温の中、近くまで行くと車が増えてきた。駐車場は満車通行も制限されている。なんとか駐車し公園入口への石段を登る。遠くから見る城址は一面ピンク色の森がライトアップされ浮かび上がっている。

大渋滞している道路を尻目に脇の石段を登り、進徳館の前の入口から入場する。流石に真っ盛りの桜と土曜の夜とあって人では多い。堀の中の通路にも人が居り桜を愛でている。満開の桜がライトに映えて濃淡が美しい。

ここはソメイヨシノではなく、タカトオコヒガンザクラで色が少しピンクがかっている。桜雲橋という堀にかかるあたりの桜は特に見事で、堀の中、目の前、頭上と視野全部に桜が咲いている。それが満開なので正に華に埋もれているようだ。

    桜雲橋付近
    満開の桜
    見事な枝振りだ
    証明も桜の花びら
    シルエットの人並み
    売店も大盛況

露店も並び「貸ござ」の看板までかかっている。あちこちにブルーシートで花見をしているが、皆静かである。酒盛りやカラオケで盛り上がっている風はない。照明も暗めなので賑やかな花見とは言いがたい。花の豪華さに比べぐっと地味な花見である。花は満開であるが花びらはまだひとひらも落ちていない。ぽってりとした花房が照明に映えて重そうに見える。これほど豪華絢爛たる桜は見たことがない。

今年も高遠の豪華な桜を満喫し、ちょっぴり酒盛りに未練を残し城址を後にした。来年も元気ならばまた来よう。




御柱祭ー律儀なところ

2016-04-05 04:56:53 | 行ってきました
    用水から組み上げた水で道路を濡らす
    御柱が通った後を掃き清める

祭りが大いに盛り上がり、熱狂が取り過ぎた直後、地区の揃いの装束の若者が手に手に竹箒と大きなちりとりを持って、御柱が通りすぎた後を清掃している姿を見かけた。10トンもの巨木が通りすぎるので、木片が擦り切れて落ち、1000人近い人が歩くのでゴミも出るのだろう。それを見越して予め竹箒とちりとりを用意して、清掃班まで組織していたのだ。

そういえば柱が通りかかる前にバケツを持った若衆が用水から水を汲み上げ道路に撒いていた姿もあった。道路と柱を傷めない工夫であろう。

単なる熱狂に成り行きを任せるだけでなく、冷静な予測と組織編成に、祭り推進執行部の力量を見た気がした。祭りはまだ里曳き、建御柱、下社の山だし、里曳き建御柱と続き、更に小宮の御柱へと繋がる。気候も急速に良くなってくる。陽光の下のお祭りを楽しみたい。