遅いことは猫でもやる

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いよいよ開幕

2016-04-01 17:09:40 | 雑感
御柱街道沿いに置かれた「御柱出発の地」の幟がはためく
    明日の出発を待つ本宮一の柱

七年に一度の大祭、諏訪御柱祭がいよいよ明日から開幕する。まずは上社本宮、前宮の山出しからである。一日目は穴山の大曲を経て、木落し坂前まで、この巨木を車輪無しで人力のみで曳行する。その担当は諏訪地区、茅野地区、原村などそれぞれが受け持つ。2日目は木落し、川越しを5本行い、3日目は残りの3本を行う。

無事曳行が終われば暫くは御柱屋敷に安置され、里曳きを待つ。里曳きではそれぞれ本宮、前宮に向かい、建御柱を行う。昨年はこの建御柱で事故が起きたらしい。下社でのことかもしれないが、18m,10トンになんなんとする樅の木を、木の皮を剥いて垂直に立ててゆく。命綱なしで木上で見得を切る若衆はここが見せ場とばかり危険を承知で張り切る。

    曳行の準備作業 これも既にお祭りの一部だ

準備の状況を見に、出発地点に下見に行ってみた。もうそこは大勢の人が集まっていた、準備を終えブルーシートに包まれた御柱を守る監視員や、それを見に来る観光客。また上社御柱の特長である「メドデコ」と呼ばれる角に取り付くための綱を整備する作業をする人が最後の仕上げをやっていた。

人出に備え臨時の仮設トイレもいくつも設置され準備は万端整えられている。

    前宮三の御柱
    コメントが付いた幕が張られている
    メドデコのツナ整備作業
    御柱全景
    臨時トイレの一部

今年は6年前の時より人出が多いと予想されている。しかも外人さんが増えているそうだ。国際化の波はここまで来ている。
こんな準備状況を見ていると明日の開幕がいよいよ楽しみになってきた。