仲間川観光の船着場
岸にはマングローブが
川は静かに、流れはほとんどない
3島巡りの後半。西表島、由布島。西表はご存知山猫で有名な島だ。石垣には家猫がなぜか野良猫化してたくさん戸外にいる。
ここでもたくさんいるそうだ。家猫は耳が尖っている。山猫は耳が丸い。そして夜行性だ。観光客は猫を見て大騒ぎするが、その大半は家猫である、とガイドは言う。
ここでは仲間川の観光船でマングローブを探検しにゆき、由布島に水牛車で向かう。
イリオモテヤマネコのために道路の下に通路を作ってあるそうだ。いかに大事に保護しているかを表している。大原港から5分くらいで仲間川の観光船乗車口に着く。この島は沖縄本島に次ぐ大きな島で周囲130km、ただし1周はできない。人口も2300人と多い。カンムリワシやキシノウエトカゲ、セマルハコガメなどの珍しい動物が生息する、自然の宝庫である。
サキシマスオウの案内板
森の中のスオウへの木道
サキシマスオウの根っこ
この島もほかと同様、ヤギが多く放され、ヤギ汁の看板が立っていた。島の人の何よりのご馳走だという。底の平らな船で仲間川を逆上る。水深は60cm足らずだという。いろいろな鳥が飛び交い、マングローブが生い茂る。マングローブは主な種類は4種類あり、マングローブというのは「高山植物」というような総称なのだそうだ。30分ほど遡り、サキシマスオウの巨木を見て帰る。その間の学術的な説明が面白かった(がほとんど覚えていない)。
森の中の鳥たち
路傍の電線に止まるカンムリワシ
船を降りて、由布島に向かう。絵葉書に良くなっている、水牛車で海を渡るのだ。途中の道路脇にカンムリワシが止まっていた。運転手さんは運転しながらでもよく見つける。ゆふ島への浅瀬はほんの数センチほど。人も暑いて渡れる。ほとんどくるぶしくらいしか水が来ない。電柱が立っているほどだ。由布島は観光ランドになっており花や蝶蝶水牛や猪が飼われている。
三線を引く御者
いよいよ牛舎に牽かれて水中へ
水牛は浅い所を選んで歩く
オオアサギマダラ
黄金のサナギ
蝶々園で、人を恐れないオオゴマダラという白い蝶の蛹は文字通り黄金色に輝いていた。
夕暮れが迫る頃、石垣島に到着。本日は石垣初日に行った「うさぎや本店」の姉妹店「うさぎや新館」へ。連休後のウイークデイとあって流石に空いていたが、店の人は一生懸命盛り上げ、相席になった静岡の女性二人連れと話をし、また請福のボトルを空けて帰った。
今宵も盛り上がった