遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

終戦記念日

2006-08-10 12:55:42 | 雑感
ことのほか暑い今年の夏、61回目の終戦(敗戦)記念日がやってきます。

靖国参拝が政治問題化する中、天皇のお言葉メモ、極東裁判の是非、
A級戦犯分祀論などが議論されていますが、入り口はどうあれ
私たちは「この戦争の開戦(敗戦)の責任はどこにあったのか」
に行き着かねば、不戦の誓いにならないと思います。

2000年ドルッパ機材展視察のついでに寄った
ミュンヘン郊外のダッハウ強制収容所跡で行われていた
デスカッションを思い出します。

施設跡を見学しながらドイツ高校生が野外実習をしていました。

テーマは『なぜナチスドイツが台頭したのか』。

ヒトラーが悪い、ナチスの宣伝がうまい、ということで片付けず、
「国民はなぜナチス・ヒトラーを支持してしまったのか?」
と本質に迫って議論していました。


日本でも天皇制の限界、軍部の独走、議会制民主主義の形骸化
などにより戦争への道を歩んだと思いますが、
なぜそのようになったか、仕組みと、国民の意識に目をむけ、
「何故こんなことがおきたのか」に目を向けなければ、
歴史は再び危険な道を歩みかねない。

現象を通して、本質に目を向けるべきである

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