遅いことは猫でもやる

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さすが、国立公園(2)

2012-10-19 07:15:56 | 行ってきました

上高地は水の楽園でもある

河童橋から見る穂高連峰は、ほとんど雪がなく、わずかに中腹に残雪が少しある程度。連なる岩峰が稜線を青空に刻んでいた。

橋の袂の白樺荘の食堂で昼食。かけそばに上高地コロッケ。普通の4倍はあろうかというジャンボコロッケだ。麺が生煮えであんまりうまくないが、ここはセルフサービスで、山小屋風だ。山に来たのだなあと実感。ここからは右岸の林の中。を行く。

キラキラと陽に輝く、流れる水にかかる木道を歩く。上高地は連なる山々に気を奪われがちだが、大きな樹木と透明な水が豊富な平地でもある。確かに大きな公園である。水中の藻にイワナが戯れている。鴨もイワナも人間が構わなければのんびりと、近くで遊ぶようだ。


岸辺に映える紅葉

岸辺の広葉樹が赤く、黄色く色づいている。ここは標高1,500mだがまだ本格的な紅葉には早いようだ。傾きかけた秋の陽が木の間からこぼれる。ツアー客が列を作って通り過ぎる。

のんびり1時間ほど歩いて明神池へ。今日の宿泊地は「山のひだや」。ここは42年前婚約時代に家内と初めての旅行で来た思い出の宿だ。佇まいも、館内も昔と殆ど変わらない。ただあの時泊まった2段ベッド二組の部屋はなかった。応対に出てくれた娘さんは42年前には生まれていたそうだが、その部屋のことは聞いたことがある、と答えてくれた。

自家発電で3時半から通電。お風呂もあるという。荷物を部屋に置き、近くへ出かける。


昔懐かしい「山のひだや」の佇まい

小屋の付近の池塘

明神橋からの前穂高岳

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