遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

黄葉漫歩

2015-10-17 00:06:56 | 登山・ハイキング
   全山黄葉の中出発
   駐車場にはジムニーが一台
   トレッキングコース入口
   取り付き点
   いきなりの急登が続く 

 今日も晴天、血が騒ぐ。昨日は入笠で軽めのハイキングだったので、今日は八子ヶ峰へ出かけることにした。
あそこは、始めと終わりが急登と急降の台形だが、登ってからは稜線漫歩を楽しめる。

早速ジムニーを駆って東急リゾートへと向かう。ここは広葉樹が多く黄色に染められている。黄色は成分が引き出され、紅色は成分が変化して発色すると聞いたことがある。駐車場に車をおいて,取り付きへ向かうと、全山黄葉の中に、一台ジムニーが止まっている。何となく親近感を覚える先人がいるのだ。

   足下の落ち葉が美しい   木漏れ日がほっとする林の中
   緩やかな分岐点からの道
   ヒュッテが見えてきた

10:35分出発。いきなり急登が始まる。ロープが張り巡らされ足下の滑りをサポートしてくれる。さすが東急リゾートだけあって、コースは整備され標識も完備している。入笠の岩場コースの登り以上に急登が続く。足元には落ち葉が敷き詰められ美しい。空は秋空の典型、青く高く、雲が浮かぶ。風は殆ど無く、人はだれも通らない。昨日の疲れか少し足が重い。

   八ヶ岳には少し雲がかかっている
   蓼科山は紅葉を纏って   雲はいかにも秋を表す
   蓼科山
   ヒュッテ前の標識
   高原の向こうには御岳が
   遥かに北アルプスが

11:00急登終り。トレッキングにしては急登だ。そこから緩やかな熊笹と落葉松林の中をのんびり歩く。11:25分岐点、八ヶ岳には少し雲がかかっている。11:50ひっそりと立つヒュッテアルビレオ着。誰もいないヒュッテは寂しい。少し西の東峰頂上標識を目指す。この稜線は蓼科山を間近に見て、女神湖や車山などが展望できる稜線漫歩が絶好なコースである。少し下って白樺スキー場リフト降り場の方へ登り、再び稜線漫歩を楽しむ。

   蓼科山をバックに自撮り
   頂上といっても平坦
   標識完備のコース
   遥か彼方に北アルプス
   車山の天文台が間近だ
   西峰頂上

12:45西峰着。ここは1835mで東峰1869mより少し低い。北アルプスや御岳、乗鞍、も一望のもとである。そよ風に吹かれながらおにぎりの昼食を食べ、ゆっくり下山に取りかかる。1:00出発。下りも整備された標識に導かれ、全山黄葉の中を下る。熊よけの鈴が耳元で妙に甲高く響く。1:35西駐車場着。全行程で一人も出会わなかった。静かな稜線漫歩を味わえた一日であった。

   流石東急リゾート標識完備
   西駐車場到着
   八ヶ岳が雄大に聳える 

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