遅いことは猫でもやる

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癒しの国へナマステ(ネパール紀行) 2日目-カトマンドゥ→ブダナート→パシュパティナート編

2007-02-01 15:56:29 | ネパール紀行
少し暑くて目が覚める。

朝食はバッフェ。
生水を警戒して歯磨きのすすぎもミネラルウオーターで。
だから、サラダは控える。



五つ星ホテルでもこんな風だ。
青豆の餡が入っているモモがおいしい。

チェックアウト。

水90
ビール165
ワイン1500ルピー
VAT13% 228

計1983ルピー。VATは消費税か?


ラズン、ラム、プレムがそろって迎えに来てくれる。
何かもうすっかり親しくなった感じである。



相変わらず埃っぽい街を通り、ブダナートへ。
途中、ラム君に水を買ってもらったら30ルピー。
ホテルの1/3。






ブダナートは、ネパール最大のステューパ(仏塔)
チベット仏教徒が一生懸命お祈りをしている。
果物や食べ物を、お祈りをしている人に差し出す人もおり、
貰った人がまた周りの人に分け与えると言うこともしている。

ステューパは昨日のブヤワンスナートの倍くらいの大きさである。
上に登って一回り。赤い衣の僧が行き来している。



近くの曼荼羅を描く工房に案内された。
無言で実に細かい筆使いをしていた。
一時間に3センチ四方くらいしか描けないのだろう。

ここには師匠と弟子がいて、
拡大鏡で見ると筆使いが歴然と違う。
価格も4倍くらいのさがある。

記念に一枚、師匠の作品を買う。交渉して125ドル。



パシュパティナートへ

ネパール有数のヒンドゥー寺院。
前を流れるバクマティー川の川岸で火葬を行い、
灰を川へ流す。煙が立ち昇り人を焼く匂いが鼻をつく。







川は緑灰色で流れはほとんどないくらい。
そこで遺族が沐浴をしている。
灰と一緒に川に投げ捨てられた薪を拾って乾かす人もいる。

上流と下流で身分により焼く場所が違う。
雑然とした中での火葬。嘆き悲しんでいる人は見当たらない。

サルの扮装をした人がいる。本物のサルも多い。
魂は不滅で肉体だけが滅びると言う教義である。
濁った川の水を飲む未亡人の習慣もあると聞く。

石造りの祠が並ぶところで食事をしている人も多い。
明るい陽の下で、人間の営みが感情を超えて淡々と流れてゆく。



近くにマザーテレサが作ったと言われるりっぱな孤児院があった。

「愛」の反対語は「無関心」だと彼女が言った言葉が
なぜか唐突に思い出される。

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