遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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最高の骨酒

2012-10-21 02:23:32 | 行ってきました

じっくり囲炉裏端で炙る


運ばれてきた骨酒。正2合ある

上高地へ行ったもう一つの目的は、イワナの骨酒を味わうためである。

今まで色々なところでイワナの骨酒を味わってきたが、ついぞここを超えるものに出会わなかった。
嘉門次小屋は、社会人になってから、主として温泉山岳会の活動で、槍・穂高登山の際、行きにちょっとよってゆく程度であったが、その都度骨酒は楽しんでいた。確か3回目(4回目かもしれない)の時、おかわりを頼もうとしてリーダーに飲み過ぎだと止められた。ここのイワナは囲炉裏端でじっくり焼いたのを熱燗に浸すので美味しい。と思って囲炉裏で岩魚を焼いている若いお兄ちゃんに聞いたら、ここのは、囲炉裏の上でいぶすからさらに旨いのだとおしえてくれた。

ここの風情も学生時代に立ち寄った時とおなじである。変わったのは、神社の拝観料を取るようになったことと、庭にテーブル席ができたこと、岩魚のいけすが2つに増えたことくらいか。
小屋の壁に、ウオルター・ウエストンが、友情の証として嘉門次に贈ったピッケルが掛けてあった。刃先部分が短めのものだ。



時計はまだ時を刻んでいた

囲炉裏のそばで、岩魚を焼いていた若い衆に聞くと、未だに涸沢ヒュッテの周りで紅葉が楽しめるという。この2,3年季節が、10日~2週間くらい遅いという。また、明神池の船着場の周りには大きなイワナがうようよいたのに、この頃はさっぱりいないともいう。こんなところまで、何かが変わってきているようだ。


若い人がこまめに岩魚に手を加える

骨酒は相変わらず美味しかった。やはり絶品である。つぎ酒の2杯目もうまかった。。確かに燻製の香りがほのかにし何とも言えない味わいである。ここまで足を運んだかいがあった。ドクターストップがかかっているので、少ししか飲めないだけに、余計に美味しく感じた。是非一度味わってください。

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