遅いことは猫でもやる

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森林限界

2016-07-02 09:43:42 | 登山・ハイキング
   レンゲツツジはもう盛りを過ぎかけていた
    斜面は森林限界の上にあった
    山道の交差点

梅雨の合間をぬって鉢伏山に行ってみた。塩尻峠経由で高ボッチ高原に着きそこから鉢伏へ向かった。森林限界を越え、右手に鉢伏山をみながら鉢伏山荘手前1kmくらいにジムニーを止め歩き始める。

山荘近辺にはレンゲツツジが満開を少し過ぎて咲いていたが、風は心地よく車から20分足らずではるか先と見えていた山荘に、舗装道路を辿ってすんなりとついた。そこから大きな山容の草原をゆるやかに登ってゆく。

    風が涼しい山道
    山荘別棟
    振り返れば雲湧く道だ

緩やかな風に頬を嬲られ、野麦とレンゲツツジの道を快適にハイキング。四方に雲が湧き、見通しはあんまり良くなかった。頂上付近から降りてきた人が「今向こうでカモシカに出会ったよ」と教えてくれる。

正に鉢を伏せたように、どこが頂上かわからないなだらかな山頂を過ぎ展望台に向かう。コンクリートの展望台の上にはハエやアブが一杯いてゆっくり出来なかった。肝心の眺望は諏訪湖、天竜川、八ヶ岳ぐらいで、南アルプスや、富士山、御岳、乗鞍などは雲の中、西穂、北穂、奥穂が雲の切れ間から垣間見えるくらいだった。カモシカにも会えず。

それでも展望台で一杯飲んで、気持よく帰途についた。松本平は広く、ところどころガラスが反射し、道脇にはポツポツとニッコウキスゲが黄色の花をつけていた。
    頂上の標識
    雲湧く諏訪平方面
    ニッコウキスゲ