遅いことは猫でもやる

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のんびり、ゆったり八重山諸島(其の1)

2014-10-22 11:35:04 | 行ってきました
 セントレアから南西航空で
 ジンベイザメ モードの機体(那覇)
 石垣空港到着(夜)

毎日が日曜日の我が身としては、面白そうだと思ったらすぐ行動である。残り僅かな行動期間にどれだけ思い通りに動けるか、あんまり先のことは考えたくはないけど、現実には徐々に体の自由が利かなくなってきているので遊び歩けるのもあと何年か。

ダイビングをやる長男が推奨する八重山諸島に飛んだ。台風18号が東に転じ、東北に抜けた頃を見計らって名古屋から出発。台風の余波を考慮して8日間の日程を取ったが、多分次の19号は我々が現地に着く頃には九州か四国辺りに来ているだろうと見切りをつけて飛行機に乗った。
八重山諸島とは沖縄本島からさらに南西へ1000km近く、遥か宮古島を越えたところにある石垣、西表、与那国などを指す。台湾まで100km足らずの亜熱帯の島々である。

流石に台風の影響は残っており、沖縄・那覇から乗り継いで石垣空港へ着く時には機体が大きく右左に揺れちょっとした緊張に包まれた着陸だった。夕刻到着。すっかり暮れて、空港名表示が証明に浮かび上がっていた。着いた日の夕食は長男お薦めのうさぎ食堂本店へ。6時からのライブは満席なので、9時からの予約をして風の中を石垣島随一の繁華街へと向かう。
 お客の外国人もノリが良い
 兄弟店の店長も応援に
 ツマミの一部 刺身、ジーマミー豆腐、もずく、島らっきょう

居酒屋「うさぎや」は既に満席。島らっきょう、ジーマミー豆腐、ざるもずく、ラフティ、お刺身、ゴーヤチャンプル、海ぶどうなど、手当たり次第に美味しそうなものを頼んでライブを待つ。酒はもちろん泡盛をロックで頼む。案の定つまみはみんな美味しい。島娘のウエイトレスや、ライブをやる女性などが何かとサービスしてくれる。嬉しくなって(鼻の下を伸ばしたわけではないが)つい酒が進み、ボトルで追加。テーブルの上に乗り切らないほどつまみが並ぶが、それを次々と平らげる。

ライブに合わせて、スムーズに踊って盛り上げていた陽に焼けた店員さんに「どこの島のお生まれですか?」と聞いたら、「東京です。今月で3ヶ月です。」と言われビックリ。毎日こんな宴会をやっていれば、すぐ島に溶け込むのか。
 お客さんの飛び入り熱唱
 近くの兄弟店の船長が応援に来て盛り上げ
みんなで乾杯!

外国のお客さん(西欧人)も1~2割入っているが、こんなに食べているのは我々くらいのようである。サービスが良いのはそのせいだったか。
ライブが始まる。ギターと三線(蛇皮線)に合わせ、歌声が陽気だけど切なく響く。大阪からのお客さんが飛び入りで「涙そうそう」を歌う。近くのお店の店主、店長なども一緒になって歌い、踊り、「オリオンビールで乾杯」を合唱。みんなで乾杯。店内は大盛り上がり。
ここが日本であることを一瞬忘れる。楽器こそ違え、ここはラテンの国ではないか。夜は更けるがお客は一向帰る気配を見せない。我々も泡盛のボトルを空けてしまい、いい気持ちになって帰途についた。

もう石垣には5回くらい来ている長男は、人を連れてきたときはまずこの店で離島モードを染みこませてから次の予定をこなすと言っていたが、さもありなんすっかり我々も糸屋でこの島に溶け込んだような気分になった。

タクシーを呼んでもらおうとしたら、店の人が「10秒できます。外へ出ても10秒で拾えます。」と教えてくれる。店を出たらそのとおり、すぐに流しのタクシーが拾えた。初乗り430円でだいぶ本土より安い。人口5万人程度のこの街では相当仕事があぶれているらしい。
フラフラになってホテルへ戻った。八重山第一日は大宴会で幕を閉じた。