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朝市通り
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函館の二日目は朝市訪問から始まった。駅横にある市場は海鮮物が主だが、観光
客相手に「売らんかな」の姿勢が強い。ここも中国人観光客が多い。駅前のデパー
トでは中国語と韓国語の看板が出ていた。
我々も、口車に乗せられ、子供たちへのおみやげと上物スルメを購入。後で空港
で調べてみたらおみやげの珍味はちっとも安くなかった。口上にやられた。
私は昨年の秋お世話になった、大井鉄道下泉の布団屋さん(千頭駅迄車で送って
くれた)へも海産物詰め合わせを送った。気に懸かっていたので肩の荷が降りた思いだ。半年も前の事ゆえ、先方はビックリするかもしれない。(後日先方からお礼の電話が入った)
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五稜郭タワー
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雪に眠る五稜郭
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土方歳三 いかにもスマートである
いよいよ箱館戦争の舞台五稜郭へ。入り口にある五稜郭タワーへ上る。雪に覆わ
れた五稜郭は神秘的だ。静かに眠っている。塔の中にある土方歳三の爽やかな姿
が一層引き立つ。榎本武揚よりはるかに人気があるのはよくわかる。だが、当時
の選挙では武揚85票、松平82票、土方73票の結果だという。維新の新政府ではな
く旧幕府軍が選挙で執行部を選んだというのが面白い。
この五稜郭は維新数年前、オランダの築城術書一冊をもとに武田甲斐三郎が、作っ
たという。種子島の鉄砲といい、日本のこの時代の技術者はかなりのレベルだっ
たようだ。この時代の人達の知識欲、向上心を尊敬する。私の祖先も明治の中期碧南で洋船を建造していたそうだが、そういう進取の精神を感じていたのだろうか。
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タワーから降りて、五稜郭の中に入ってみる。形や石垣の配置は確かに違うが、
やはりお城はお城である。石組みと松がほとんど同じせいだろうか。復元された
函館奉行所の建物まで往復する。雪も少し溶けてきた。この辺りを榎本武揚も、
土方歳三も歩いたのだろうか。
市電の停留書まで歩き、再び朝市迄行き、「うに むらかみ」で昼飯を食べたら、
一杯のビールがが効いてきた。コンビニでドリップコーヒーとケーキを買ってホ
テルで入れ、ひと休み。昼寝を楽しんだら、もう夕方だ。
夕飯を食べにベイエリアまで歩く。美食倶楽部のとりとり亭、まるかつ水産など
を覗き、結局きくよ食堂へ。(別稿参照)日本酒で一杯はこたえられない。また
もほろ酔いでイルミネーションに飾られた道を辿り、雪道をホテルへ帰る。
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記念の箱館奉行所印 ミルクキャラメル