学生時代をすごした松本市であめ市があるという。
あめ市は約450年前、上杉謙信が武田(敵)に塩を送った故事から始まったと
いう。
興味があり、行ってみた。市街の中心部でいろいろなイベントがあった。
街角の特設ステージで開会セレモニーが行われ、チェルノブイリへ医学貢献をし
続けた市長が、いたって真面目な挨拶をし、続いて商店街会長、国会議員の奥様、
など3名が挨拶をされ、スタート。こうして、聴衆として挨拶を聞いてみると、紋切り型
の建前の言葉はまったく頭に残らないことがよくわかる。
外国人の参加もあった
祭りの神輿や、宝船行列、太鼓や、自衛隊音楽隊など沢山の団体が参加して盛り
上げていた。神輿も三種類あり、宝船の行列は先頭に天狗の扮装の大男が立つも
ので、いかにも祭りらしい雰囲気を醸し出していた。
あったか鍋の振る舞いもあり、私もちょっと並んでみた。豚汁と、七草粥、ホー
ムレスの救援と違うのは、チャリティの募金箱が回ってくることくらいか。寒い
空気の中で暖かい汁物はうまかった。
太鼓の演奏は、歩行者天国の道路で行われ、男女、老若入り混じった演奏者が一
生懸命打ち鳴らし、街角に響く勇壮なもので、太鼓は屋内よりも、戸外の演奏が
ぴったりだと感じた。
久しぶりの祭り参加で楽しい経験をした。