遅いことは猫でもやる

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お年玉(3) アユタヤ遺跡ー川下り

2009-02-16 10:27:44 | 行ってきました
 三日目はオプショナルツアーでアユタヤー川下りのコース。
朝がやはり早い。6:30ピックアップ。日曜日だと言うのに街はもう渋滞が始まっていた。ウエンデイーツアーのバス乗り場で昨日暁の寺院で一緒になったご夫婦と乗り合わせ。営業一筋のご主人は定年退職で、水彩画、畑作り、海外旅行と人生を楽しんでいる。

 アユタヤの遺跡は林の中の一角の広場に遺跡がある。レンガ作りに漆喰で固めた仏塔が並んでいる。日本で言えば鎌倉ー室町時代の比較的新しいものだが、隣国ビルマから攻め込まれ、荒らされ崩壊が激しい。一回りするとお供えを持ってお参りに来た一団に出くわす。立派な造花のお供えと食べ物を持っていた。お布施やお供えはある程度市民の義務のように考えられている。

古い遺跡は傾いたものもある。このあたりは地震がないので心配ないとガイドは言う。カンボジアが一生懸命修復しているのに比べ、少しもったいない。

 近くの象乗り場へ。10頭余りの象が餌を求めて足踏みをしている。櫓の上から背中へ、地上3mくらい結構揺れるものだ。耳には毛が生えている。象使いは頭の上に直接乗り、自在に象を操る。珍しい経験である。

 離宮へ。洋風、中国風の建物が堀の淵に立ち明るくてきれい。池と花と草木が手入れされたきれいな建物群である。ここも迎賓館に使われていると言う。





 帰途は川下りクルーズ。まずはランチバイキング時間が遅れたので腹が空き、一杯取ってしまった。布袋草がいたるところ川面に浮かぶ。流れが緩やかなので上り下りの船が行き交う。昨日行った暁の寺やエメラルド寺院を遠望するのんびりしたクルーズであった。




 夕食は52階レストラン「ブリーズ」。お年玉旅行の目玉だといってよい。
女性が4名入り口で出迎え、まずシャンパンでソファーに。そのあと指定の席へ。確かにその名のとおり風が吹き渡る。ウエイターが入れ替わり立ち代りサービスしてくれる。記念撮影のみに来る客がいるほどだ。料理から考え、ワインは白にし、モーゼルを頼んだが展望とサービスはとてもよい。

ほろ酔いで最上階レストランバー「シロッコ」へ一杯傾けに行く。屋上に目立つドームが設定され、ジャズボーカルの生バンドの演奏があり、光る壁で覆われたバーがある。50人くらいがバーコーナーを取り巻き食事をしている人には騒々しくて気の毒。展望もブリーズのほうが良い。しかしおおむね良いムード。朝が早かったので早々に引き上げる。