遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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新しい世代

2008-11-07 16:10:00 | 雑感
 昔在籍したJC(青年会議所)のメンバーが話を聞かせてくれと言って、来社した。経営の話かと思い準備して迎えたら、JC活動についての考えについてだった。もちろん、仕事とJCの関わり方についての質問もあったのだが・・・。
 久しぶりに若い世代との交流が出来た(と思っているのは自分だけか)。礼儀正しく、まっすぐに立ち向かってくる姿勢は気持ちが良い。相変わらずの爽やか軍団との90分だった。
  
 ところで今年の、新入社員を形容する言葉をご存知か?

「カーリング型」というのだそうだ。(社会経済生産性本部発表)

ここ3年の新入社員のネーミングは、
17年 発光ダイオード型(キレイに光るが、決して熱くはならない=いい仕事はするが、醒めている)
18年 ブログ型(表面は従順だが、様々な思いを内に秘めている、但しパソコンに語るだけに留まる)
19年 デイトレーダー型(細かい損得勘定で銘柄=会社の物色を続け、安定株主=社員になりにくい)であったそうだ。

カーリング型のココロはなんだろうか。

いわく、育成の方向を定め、そっと背中を押してやれば動き出す。しかしその方向で行く手のブラシこすりを止めてしまうと減速したり止まってしまう。押してやる力加減と進む方向付け(環境整備)の継続が大切だ。といったところ。

しかし、サブプライムローン問題、原料・資源高のなどで波乱万丈の試合展開が予想され、環境は一気に不透明になった。自分の将来は自分が切り開いてゆくという、本人の意思(石)がますます大事になろう。

と解説されている。
 少子化で大事に育てられてきた子供が親になり、その親に育てられた子供達が、さらに恵まれた環境で成人となった。まさに飢えを知らない、或いは寒さを知らない人たちが社会に出てきた。

 この人たちに必要な認識は、自分の将来は、他から与えられるのではなく、自分が切り開いてゆくものだ、という根本原理ではないだろうか?

 社会人として先輩のJCのメンバーには当たり前のことで、立場もあり、カーリング型とは無縁の人たちが殆どだ。だが、一般の20代の人にとっては認識されていない事なのである。私たちも新しい人たちに自律(立)のこころ構えを伝えてゆこう。