遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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絢爛・東北紅葉大盛り旅(8)圧巻の岩木山スカイライン

2019-11-23 05:33:14 | グルメ

千畳敷海岸

12個を堪能し、大岩海岸を経て千畳敷海岸へ。途中深浦イカ焼きの里へ。何とここに北朝鮮の影響が出ていた。日本堆での不良が続き、以下を沿岸産の小型物で代替するとの表示。

イカ焼きは諦め、飯寿司を2種類買う。地元産の美味しそうな、タコ、山菜入りである。今日はラグビーの決勝トーナメントがるので部屋で観戦したい。

途中牧場(こちらでは戸というそうだ)を通り、カメムシ異常発生の料金所を通り、岩木山のリフトへ向かう。この紅葉ロードが素晴らしい。圧巻のボリュームである。奥蓼科や噂に聞く日光いろは坂、香嵐渓の紅葉など今まで見たり聞いたりした紅葉と一回りも二回りも違う。圧倒的なボリュームで坂を回るごとに次々と現れる。

分け入っても分け入っても・・・、黄葉、また紅葉である。


69ある津軽岩木山スカイラインの中、50くらいのカーブ地点は見頃の紅葉に彩られていただろう。ここはおそらく日本一ん紅葉だろう。従って世界一とも言えよう。


岩木山遠望









圧巻の岩木山スカイラインの紅葉


岩木山登山リフト

レストハウス屋上からの日本海

寒風荒ぶリフト

レストハウス

昼飯のカップラーメン、温まった

日本海遠望




絢爛・東北紅葉大盛り旅(7)大岩海岸

2019-11-22 04:22:39 | 行ってきました

野菊迎える大岩海岸

穏やかな日本海

日本海を北上する途中、左手の岩の上に鉄柵が設けてあり、手前に赤い鳥居もある何やら曰く有りげな場所があった。途中下車してみる。

入り口に「大岩海岸」という標識があり、見学通路が整備されている。野菊に迎えられ、堤防の上を通る。足元の潮は澄み小魚が泳ぐ。日本海特有のゴツゴツした岩の間を通り、やがて洞窟の掘られた通路に出る。

潜り抜けると日本海。ここも岩が点在し白波が砕け散る。海は青黒く透き通っている。しばらくぼーっとしていた。天気が良いのでこんなことが楽しめる。どうってことはないのだけれど、家内と息子が気遣ってくれる幸せを感じたひとときであった。


洞窟を通って

日本海へ出る



絢爛・東北紅葉大盛り旅(6)晴天12湖畔

2019-11-21 02:31:48 | グルメ

ウィスパ椿山のロッジ

本日は快晴

日本キャニオン

ウィスパ椿山の前日夜の料理は、舟盛りあり、天麩羅あり、茶碗蒸しありの普通の宴席料理であったが、何しろ量が半端でなかった。途中で用意してきたビールやアルコールがいらないほど満腹になって部屋に戻った。

朝風呂ならぬ朝温泉。定置網の浮きが浮かんだり沈んだり、波に砕けたりを眺めながら湯船につかる。ついでに久しぶりに息子と背中の流し合いをしてみる。随分背中が大きくなったものだ。

さて当日、この日は快晴。昨日小雨に降られた12個へ再度挑戦。入り口の日本キャニオン(名前は大きく出たものだ)を眺めるが大したことはない。

昨日車を止めた、ビジターセンターあたりの湖から、散策を始める。12湖というだけあり湖が点在し、キラキラと湖面が光る。湖畔は紅葉が始まっておりやはり好天は素晴らしい。世界遺産も好天が条件のような気がする。

いくつかの池(王池、洞口の池、鶏頭場の池など)や湖を回ってやはり青池に出る。今日は晴天であるが人は少なかった。太陽届かず、影濃く池は青黒い。脇へ回ってみると角度が違い、伊藤左千夫の碑がたっている。

少し紅葉が始まっている、湖面を眺めながら、湖を巡りながら、林の中の散策を楽しんだ。ここは日本人が大切にしたいところだと思う。












絢爛・東北紅葉大盛り旅絢爛(6)白神の核心12湖

2019-11-20 00:48:26 | 行ってきました

日本海は小雨

十二湖への入り口

林の中の道

いよいよ青池へ

文字通り青い池だった

いよいよ本日は旅の目的地、白神山地12湖。どんなところが待っていてくれるのだろうか。レンタカーで迎えに来てくれた長男の車で、小雨降る12湖駅を出発。

入口となる、あおーね白神を覗き、林の中を進む。雨は小降りで支障なく、いくつかの池の畔を過ぎ核心青池へと向かう。観光バスから吐き出された中国人の一段と前後する。この人達はどこにでも進出してくるものだ。

駐車場から、10分足らず歩くと目的地。雨の中でも青く澄んだ小さな池が現れる。たしかに通りすぎてきた池とは水の色が違う。神秘的ではある。晴れていれば一層青い水の色らしい。

観光の人たちがひとしきり記念撮影をしたあと、静けさを取り戻した池端を眺め、池に別れを告げ階段を登り上部に出る。そこはブナ林の別世界。まだ紅葉は始まっていないが一面の林、イメージ通りの世界だった。足元は程よい湿りの落ち葉で覆われ、木の幹は茸にまとわれ着かれている。

素晴らしい道だ。思わず木の幹に抱きつきその水音を聞く。しばらく小雨の中の道を歩き、空気を堪能する。イメージ通りで大満足。ここはこれ以上人が増えなくてもいい、と勝手に我が儘を思う。

20分~30分ほど林間散歩を楽しみ、いくつかの池を通り過ぎ、名水のほとりに出て散歩終了。


時間を忘れる青い池だ

点在する池

きのこに覆われる林

どこまでも広がるブナ林

名水の畔に出てきた

大学同期会

2019-11-19 03:22:53 | 友人・知人




一年ぶりの大学同期会に出席した。ポロポロと欠席者が出る中で、それでも20名中13名の出席者で賑わった。私に限らず皆いろいろな訳ありの中を四国や、長野から出てくるのだから偉い。今年は伊豆高原での開催である。

もう皆リタイアーして悠々自適かと思っていたが、そうではなく、配偶者の介護、親の介護、畑や田圃の子への引き継ぎ、など諸般の事情があるようなのである。

それでも、皆元気で健啖家が揃い、宿の宴会では「そろそろ時間ですから」と言われるほど尽きぬ思いを語り合った。最後に寮歌を合唱し、旧交を確認し、翌日ワイナリー見学を行い解散。

この同期会は、皆ほどがよく、控えめ、謙虚でそれでいて、個性派揃い、という気持ちの良い仲間である。私はこの人達に、軽く刺激を受け成長してきたように思う。今回も気持ちよく交流でき、気持ちよく別れた。こういう会合を大事にしたい。

新選組の異端構成員

2019-11-18 02:45:30 | 


浅田次郎「壬生義士伝」上下 文春文庫 2002年刊

傑作である。というかこの作品は大傑作と言っていいと思う。南部藩の下士出身の徒士が壬生浪と呼ばれた新選組に入隊。守銭奴と呼ばれても妻子に送金を続け、飢えたものには握り飯を施す男の生き方を描く。

この男、文武両道に長け、藩校では助教、道場では師範代を務める。その生き方は万人にも愛されるが、葉隠に代表される武士の生き方とは少し違う。武士道とは、あるいは「義」とは国のため、道のために死するとは違い、家族のため、民百姓のため生きることだという。

義は貫くが、徹頭徹尾・故郷、家族を第一に生きるこの男、家族は見事な生き方をする。「武士道とは死ぬことと見つけたり」というような思考停止に陥ることなく、義を追求した作者の表現力に拍手を贈りたい。

新選組の諸構成者の視点からこの男の所業を解き明かしてゆく手法も興味深く、新選組内部の事情も説得力がある。近藤勇、土方歳三、沖田総司などの性格描写もそうだと思わせる説得力がある。

ストーリー構成も相まって、是非お勧めしたい一冊である。

絢爛・東北紅葉大盛り旅絢爛(5)五能線

2019-11-17 00:43:56 | 行ってきました

曇り空の日本海




秋田犬、なまはげ、竿燈が勢揃い

二日目は秋田から出発。駅には秋田を代表する秋田犬、なまはげ、竿燈のお見送り。農業高校の物産展もあり、街を上げて集客に努めていることがよく分かる。

駅のホームにも、車両のペイントにも、五能線を主役にしようとの意図が見られ、涙ぐましい。窓の外は小雨交じりだが、少し明るく日本海らしい風情を漂わす。乗客は半分もいないが、中に頭の天辺からキーキー声を出す女性がいて興を削がれた。

この人が引っ切り無しに喋るので煩い。NBAでプレーした田臥の出身地、能代では長時間停車し、ホームで特産の葱の試食(甘かった)、バスケットボールの試投(やってみたがあえなく届かず)などに挑戦。派手ではないがなにか温かいもてなしを感じる。

列車がホームを出るときは駅員が総出で手を振り見送ってくれる。もちろん駅長も。海岸線の絶景ポイントでは、列車はスピードを緩め、ゆったりとすすむ。12湖駅で待つ息子の車で、白神山地12湖駅へと向かう。


ホームの記念表示

列車到着

車内は空いていた

牛タン弁当はまずまず

能代は木材の街でもある

駅長自らお見送り

荒涼とした日本海

絢爛・東北紅葉大盛り旅絢爛(4)ほっこりした居酒屋

2019-11-16 05:38:45 | グルメ

ごく普通の店構え




この日は秋田泊まり。夕ご飯を近くで取ろうと、お店を探すが、連休前のせいか席がなかなか取れない。やっと5,6軒目に取れた。寂れたひどい店か、バカ高い店かと覚悟してゆくと、ごくごく普通。先客の顔ぶれも地元みたいで一安心。

メニューも普通。味付けも比較的薄味で美味しかった。何より客あしらいが押し付けがましくなく、自家流だけど温かい、という東北ならではの加減が心地よかった。

料理のメニューは地元料理も会ったのだろうけど、気持ちよく地酒で酔っ払ってしまい覚えていない。こちらはもっぱら日本酒中心である。若いだけ会って息子はグイグイのんだ。比較的リーズナブルな支払いを済ませ、夜風に気持ちよくあたりホテル帰着。部屋でも余韻に浸り、1,2杯きこしめして就寝。旅の初日を終えた。





この他にも2,3点オーダーしたが、記録し忘れた。



絢爛・東北紅葉大盛り旅絢爛(3)黒湯温泉

2019-11-15 04:25:46 | 行ってきました

紅葉が始まっている


河原から湯気が

湯治棟

噴き出すお湯

食事の後、腹ごなしに鶴の湯の隣、黒湯温泉に立ち寄った。と言ってもお湯には入らず、見学だけだったが。息子は入ってもいいようなことを言っていたが、酒も少し入っていたので遠慮した。

ここは、一層湯治色が強く、挨拶を交わす職員の人も長逗留を前提としたような応対をする。河原から濛々と湯気が立ち、湯量の豊富さを想像させる。

湯治棟、食堂など完備し、湯治体制は万全である。ここらあたりではこんな温泉が至るところにあるんだろうなあ。中部地方ではあんまり見ない、素朴な風情になんとなく感動を禁じ得なかった。



お湯棟

設備も整っている

観光客向けの表示

紅葉は確実に始まっていた
ブナ林現る

山も色づく

絢爛・東北紅葉大盛り旅(2)田舎の団子汁

2019-11-14 03:56:44 | グルメ

このレストランも緑の中




なかなかの建物である

温泉で温まったあとは昼ごはん。鶴の湯に併設の食堂で頂く。併設と言っても500mほど離れた別棟。しっかり慕った建物で由緒ありそうである。緑に囲まれた囲炉裏部屋まで長い廊下を渡り、古民家風の座敷に通される。

薄味の野菜中心=きのこ、じゅんさいの茎?、ふきなど地のもの尼舌鼓を打つ。昼間なのに少しだけ酒を飲む。息子はこんなとき運転手を買って出てくれるので安心だ。団子汁、岩魚の塩焼きも美味しい。
何よりまだ緑ではあるが窓の外の木々が美しい。

少しのお酒を舐め舐め、家族と味わう昼飯は最高である。









ごちそうさまでした