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竺仙の新柄~奥州小紋

2月の新作発表会で注文した竺仙の新作が今週仕上がってきました。

3年にわたるコロナ禍によって浴衣の販売機会が失われ、竺仙でも小売店からの

受注額が激減しました。そのため、生産現場では職を離れた人が少なくなかった

ようです。今年はようやくコロナも落ち着き、浴衣の注文数が少しずつ回復して

きたそうです。しかし、注文が増加したにもかかわらず、職人不足が生産体制に

影響を与えることとなり、竺仙では急遽浴衣の生産を江戸小紋の工場に依頼して

急場を凌いだとのことです。

▲ 日本画家の宮下真理子さんの原画で作成した新柄 ¥85,800

奥州小紋は、生地に紬糸を使用しているにもかかわらず、細番手の糸を織り

込んでいるため見た目とは異なるしなやかな織物です。

この織物を昭和30年代に竺仙が独自に開発して奥州小紋と名付けました。

▲ 単衣のきものとして竪絽の名古屋帯とコーディネイト

5月中旬から単衣のきものとして着用していただくことができるのも奥州小紋の

特長です。しっかりした張りのある生地なので、綿のきものと同様の着こなしが

でき、名古屋帯を締めることでキチンと感のある着姿が実現します。

▲ 正倉院文竪絽八寸名古屋帯(紫紘) ¥74,800

▲ 博多織小袋帯 ¥15,800

▲ 八重山みんさー半幅帯 ¥38,500

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