2日(火)に京都産業会館会議室において、和装教育国民推進会議の
全国支部長会議が開催されました。
近藤会長をはじめ、全国和裁士会の渡辺会長、㈱パールートーンの国松社長
日本和装師会の市田ひろみ会長、装賀きもの学院の安田院長など
中学校における和装教育の推進活動に携わる役員と各地区の代表が集結しました。
今回は三重県支部の事務局長として支部長の代理で会議に出席。
今年度の三重県支部の活動と課題などについて報告をしました。
本会の地道な活動がようやく実を結び、今年度から採用された中学校の家庭科の
教科書には和装に関する項目が多く掲載されています。これに伴い、ゆかた教室を
実施する学校も多くなりました。
特に静岡、岐阜では他県に比べて盛んに和装教育が実践され、毎年県内の中学校
10校以上でゆかた教室が開催されています。
三重県では、桑名、鈴鹿、津、松阪で開催されていますが、各都市で一校の開催に
とどまっています。
ゆかた教室の実施校を増やすには、貸出する教材の数量、講師の確保など課題が
多くあります。
この課題を克服し、より多くの中学校でゆかた教室を開催するためには、
学校、呉服業界、着装指導団体の連携をより緊密にする必要があります。