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竺仙 産地研修① 伊勢保染工所


▲竺仙本社(日本橋小舟町)
連休明けに開催される展示会「江戸匠の技」の研修のため東京に行ってきました。
組合員のオカモトヤさん、くさ川さんを乗せ早朝5時に津を出発。伊勢湾岸道の刈谷ハイウェイオアシスで㈱丸外の佐藤さんと合流し東京に向かい、10時前には日本橋の竺仙さんに到着しました。
江戸小紋と浴衣では日本一の竺仙の商品を取り扱う以上、「ぜひ東京の生産現場で職人さんの技を見て、その商品の素晴らしさをお客様に伝えたい。」という会員の想いで実現した今回の研修会です。

▲注染染めで白地浴衣の柄を染色
まず、注染(ちゅうせん)技法で浴衣や手ぬぐいを染めている伊勢保染工所(江戸川区松島)を訪ねました。
今では、東京都内に2軒だけとなった注染工場で80年の歴史があるそうです。思ったより多くの職人さんで、20人ほどが分業で浴衣作りに取り組んでいました。
伝統の注染技法を継承するために、現在若い職人さんを育てているところだと伊藤社長はおっしゃっていました。

▲染色前の綿白生地
この工場では三勝、戸田商店の浴衣も染めていますが、竺仙の指定する白生地が最も上等だということでした。「生地」「染め」「柄」へのこだわりが竺仙浴衣の真髄といえます。

▲水洗された浴衣地をロールアイロンにかける

▲天日干しされる手ぬぐい地
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