この日のトリはCD『Good Morning RONIN』をリリースしたFLANGE。私は今回で2回目となるステージだった。前に見たのは去年の11月。ちょうどまだ結成してそれほど日が経っていないライブだったように思う。同じVOXHALLでのライブだった。PACES時代のイメージがまだ私の中に随分と残っていた時だったので、ボーカルが同じ牟田口君だということでそれと近いものを想像していた。すると、見事それは裏切られた。初めて見たその時はメンバーがバラバラに見えた。そこが公園として、ある子は滑り台をし、ある子は砂遊びをし、ある子は走りまわっている感じの雰囲気。「どうなっちゃうんだろう?」っていうのが私の正直な感想だった。何を表現しようとしているのかもつかみようがなかった。感想が書けなかった。ステージが自分の中でズームインではなく、ズームアウトしていくのを感じた。また1から始めるんだ。どれだけ時間がかかるんだろう。ってすごく不安になった。牟田口くんが見つけたメンバーだから、きっと何かをもっている人なんだろうと思ったけど、その時はその良さがまだ渾沌としていた。ツインギターの必要性がわからなかったし、ギターをもっていないボーカルの牟田口君の動きもぎこちなくて、見ている方はなんかハラハラしてしまう感じだった。
でも私は、そこから何かが生まれることを信じようって思った。それには時期を選ばないといけないって何度か見に行きたい衝動を抑えた。時期を間違えると恐いって思った。本当は6月11日も早いかなって思ってはいたんだけど、私の方の事情があって、その日を逃してはもしかしてもう永遠に見れなくなるかも(今となっては大袈裟・笑・・・でもなぜにそう思ったかは次回に)って急遽行くことにした。だから、とにかくありのまま見たままを受け入れようって心を真っ白にして会場に行った。
そして、FLANGEのライブは始まった。ライティングがすごく凝っていてスモークもたかれ、シガーロスのようなあるいはレディオヘッドのような雰囲気をかもし出していた。少しづつ浮き彫りになっていくメンバーの姿。小規模なライブ会場と思えないほどステージ然としていた。あれから7ヶ月ほど経っているけど、その中でこれほど進化したのかって感動した。メンバー全員が堂々としていて、存在感を増していた。MASHさんと秀治さんのツインギターの意味が役割が明確になり、コントラストができていた。さらにベースがすごくよくて、ほんと自分でもびっくりするほど大好きな感じのベースだった。弾き方もかっこよくて絵になるのが阪田さんだ。ボーカルの牟田口君も彼らしさを残しながら確かに進化していた。ボイスチェンジャーというのかシンセを導入していて、それも彼のボーカルの幅を拡げていた。なんかおもわず泣けてきた。すごいのではない?あのバラバラ君たちが解け合ったわけではないけど、いい化学反応を起こしていいものを生み出したんだ。いろんな音楽の要素がミックスされ、でもこれっていうジャンルに属しない、ある意味自由な多面体バンドになっていた。もちろんまだ始まったばかりだろう。彼らがこれからまたどんな風に進化していくのかわからない。その未知な奥行きがすごく楽しみで、できればまた次なる彼らを見てみたいって思った。
でも私は、そこから何かが生まれることを信じようって思った。それには時期を選ばないといけないって何度か見に行きたい衝動を抑えた。時期を間違えると恐いって思った。本当は6月11日も早いかなって思ってはいたんだけど、私の方の事情があって、その日を逃してはもしかしてもう永遠に見れなくなるかも(今となっては大袈裟・笑・・・でもなぜにそう思ったかは次回に)って急遽行くことにした。だから、とにかくありのまま見たままを受け入れようって心を真っ白にして会場に行った。
そして、FLANGEのライブは始まった。ライティングがすごく凝っていてスモークもたかれ、シガーロスのようなあるいはレディオヘッドのような雰囲気をかもし出していた。少しづつ浮き彫りになっていくメンバーの姿。小規模なライブ会場と思えないほどステージ然としていた。あれから7ヶ月ほど経っているけど、その中でこれほど進化したのかって感動した。メンバー全員が堂々としていて、存在感を増していた。MASHさんと秀治さんのツインギターの意味が役割が明確になり、コントラストができていた。さらにベースがすごくよくて、ほんと自分でもびっくりするほど大好きな感じのベースだった。弾き方もかっこよくて絵になるのが阪田さんだ。ボーカルの牟田口君も彼らしさを残しながら確かに進化していた。ボイスチェンジャーというのかシンセを導入していて、それも彼のボーカルの幅を拡げていた。なんかおもわず泣けてきた。すごいのではない?あのバラバラ君たちが解け合ったわけではないけど、いい化学反応を起こしていいものを生み出したんだ。いろんな音楽の要素がミックスされ、でもこれっていうジャンルに属しない、ある意味自由な多面体バンドになっていた。もちろんまだ始まったばかりだろう。彼らがこれからまたどんな風に進化していくのかわからない。その未知な奥行きがすごく楽しみで、できればまた次なる彼らを見てみたいって思った。