HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

6月11日☆VOL.4

2005年06月14日 | インディーズ
この日のトリはCD『Good Morning RONIN』をリリースしたFLANGE。私は今回で2回目となるステージだった。前に見たのは去年の11月。ちょうどまだ結成してそれほど日が経っていないライブだったように思う。同じVOXHALLでのライブだった。PACES時代のイメージがまだ私の中に随分と残っていた時だったので、ボーカルが同じ牟田口君だということでそれと近いものを想像していた。すると、見事それは裏切られた。初めて見たその時はメンバーがバラバラに見えた。そこが公園として、ある子は滑り台をし、ある子は砂遊びをし、ある子は走りまわっている感じの雰囲気。「どうなっちゃうんだろう?」っていうのが私の正直な感想だった。何を表現しようとしているのかもつかみようがなかった。感想が書けなかった。ステージが自分の中でズームインではなく、ズームアウトしていくのを感じた。また1から始めるんだ。どれだけ時間がかかるんだろう。ってすごく不安になった。牟田口くんが見つけたメンバーだから、きっと何かをもっている人なんだろうと思ったけど、その時はその良さがまだ渾沌としていた。ツインギターの必要性がわからなかったし、ギターをもっていないボーカルの牟田口君の動きもぎこちなくて、見ている方はなんかハラハラしてしまう感じだった。

でも私は、そこから何かが生まれることを信じようって思った。それには時期を選ばないといけないって何度か見に行きたい衝動を抑えた。時期を間違えると恐いって思った。本当は6月11日も早いかなって思ってはいたんだけど、私の方の事情があって、その日を逃してはもしかしてもう永遠に見れなくなるかも(今となっては大袈裟・笑・・・でもなぜにそう思ったかは次回に)って急遽行くことにした。だから、とにかくありのまま見たままを受け入れようって心を真っ白にして会場に行った。

そして、FLANGEのライブは始まった。ライティングがすごく凝っていてスモークもたかれ、シガーロスのようなあるいはレディオヘッドのような雰囲気をかもし出していた。少しづつ浮き彫りになっていくメンバーの姿。小規模なライブ会場と思えないほどステージ然としていた。あれから7ヶ月ほど経っているけど、その中でこれほど進化したのかって感動した。メンバー全員が堂々としていて、存在感を増していた。MASHさんと秀治さんのツインギターの意味が役割が明確になり、コントラストができていた。さらにベースがすごくよくて、ほんと自分でもびっくりするほど大好きな感じのベースだった。弾き方もかっこよくて絵になるのが阪田さんだ。ボーカルの牟田口君も彼らしさを残しながら確かに進化していた。ボイスチェンジャーというのかシンセを導入していて、それも彼のボーカルの幅を拡げていた。なんかおもわず泣けてきた。すごいのではない?あのバラバラ君たちが解け合ったわけではないけど、いい化学反応を起こしていいものを生み出したんだ。いろんな音楽の要素がミックスされ、でもこれっていうジャンルに属しない、ある意味自由な多面体バンドになっていた。もちろんまだ始まったばかりだろう。彼らがこれからまたどんな風に進化していくのかわからない。その未知な奥行きがすごく楽しみで、できればまた次なる彼らを見てみたいって思った。
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ELLEGARDEN☆

2005年06月14日 | ELLEGARDEN
一年たつとこんなにも違うんだって今日はものすごく感じた。去年の7月の対バンライブの時はもっとのんびりした雰囲気だったし、メンバーもふつうに歩いていた。まあ、時間的なものもあるのだろうけど。去年は行ったけど、今年は行けなかった私はバスを待つ間、会社帰りにちょっとライブ会場まで行ってみた。人が溢れていて、整理券番号を声をはりあげて言っているスタッフのお兄さん。去年はいたかな~?さすがに男の子が多い感じだったけど、もちろん女の子もいる。皆きらきら目を輝かせていた。私も行きたかったな~。今回は事情があって行くのを辞めたのだけど、やっぱり行けばよかった~ってやや後悔。用事があって、それを済ましてから会場前を再び通ると、すでにライブは始まっていたようで人はほとんどいなかった。でも、チケットをとれなかった子たちが少しだけ立って話をしていた。ある男の子たちは「握手できたからいいや。手を洗わないでおこう」って・・・なんともかわいいではないですか(笑)

私は追加公演の告知を見て、行こうかな~って思った(笑)まあ、その前にサマーソニックがあるんだけどね。
去年初めてエルレを見たのがここだった。すごくちっちゃい箱なので、会場はすぐに一体化する。ステージから降りて控え室にいくにも観客の間を通るからすぐ側を通る。たまたま知らずに立っていた場所(というか暴れん坊から自分の身を守るためにはじっこにいたわけだけど)のすぐそばを彼らが通ったから自然と握手をメンバーがしてくれた。うぶさんは特にぎゅ~っと握力があって今でも感覚がのこっている。(別に私は惚れているわけではないよ・笑)

でももうこんなに大物になったんだね。今日はそう感じた。きっと去年のようなライブ終了後にまた、やっちゃおうかって感じで皆がドリンク飲んで帰り仕度している時にステージにあがってくれて、演奏したりなんてしてくれないだろうね。いや、彼らならしてくれるのかもしれない。ほんといつもファンのことを愛してくれているバンドだから。
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6月11日☆VOL.3

2005年06月14日 | インディーズ
3番バッターは(って野球じゃないよね・笑)ジョニー・エース。もう一年以上ライブを観てませんでした。彼らとは去年の1月18日にインストアライブで出会ったわけで、そこで初めて聴いた曲「ANNY」はほんと惚れちゃう曲でした(笑)残念ながらこの曲は今回無かったけどね。その後、大阪のアムホールというところで一度ライブを観て以来の今回のライブ。なんかもっといっぱい観ているような錯角してましたが・・・(笑)

私はジョニー・エースのギターの影さんの指使いにいつも感動してました。すごく華麗に弦の上をすべるんですよ。そしていい音を弾き出す。ベースのゴッディさんはいつもにこやかにそれでいてしっかりと地に足のついた(笑)ベース弾きで安心感をあたえてくれます。ドラムのショーゴ君はいつも落ちつきがないのですが(笑)ドラミングは自分の体の倍ぐらいのエネルギーで激しいです。そこがアンバランスで魅力なのかもしれません。ボーカル・ギターのゆうすけさんは目力がすごい。目の光り方が(笑)・・・そして歌い方が男っぽい投げやりな(っていい意味で)かんじでそれがまた雰囲気があります。

11日にやってくれた「バトルシリー」という曲も私は好きでよく聴いてました。ゆえに生で久々に聴いてなんかじわ~ってきましたね。新曲の「レター」という曲もよかった。これはCD化されるそうですよ。1年経ったライブを観て感じたのは、彼らにもいろいろ葛藤があったんだろうな~っていう時の重み。単に音楽が好き~だけでは超えられない何か。ちょっと顔つきがシビアになったような大人になったようなそんな気がしました。そういうところが新曲とか演奏とかに厚みを加えるんでしょうね。「レター」のCDは是非手に入れたいなって思いました。

以前、あえていうならCUNEに似ているって書きましたが、以前の印象よりはジョニー・エースというバンドのカラーが強くなっていて、もう比べるのは失礼だと思いました。でも系統は・・・そういう系(笑)・・・知らない人のために・・・許してくださいね。

写真はその瞬間の雰囲気で・・・写っているのはベースのゴッディさん。

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