HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

DVD製作

2005年06月20日 | 音楽・映画・本
私の夢は映画を作ることだと以前書いたような気がする。どんな映画を撮りたいかというとそれはさまざまで、いろんなイメージをあちこちに書き溜めている。しかしながら、実際に通しで書いたものは、それこそ今の時勢にマッチしているといえばそうだが、ゲリラや海外での誘拐が男女のあり方と絡んでいるような妙なものやなぜだか外国が舞台だったりして無理が多い。でも、それはたまたまであって、実際は小さな日常をそう岩井俊二監督のような映像を撮りたいと思っている。

しかし、最近はドキュメンタリーにすごく惹かれる。それは真実の姿だからか事実の事だからか感動をくれるからだ。だから、すごくそういう人間の姿を撮りたいと思っていた。そんな時、インディーズのバンドの方たちと出会って、彼らのライブの様子なんかを撮らせてもらった。まあ、撮ったものはまだまだ未熟だし、単なるビデオ撮影って思われているのだろうけど、自分の中ではここでパンしてここでアウトで、とかいろいろ曲のイメージでカメラを動かしている。やはりよく曲を聴いているバンドやよくライブを見るバンドだと、どこでどう撮るかを最初からイメージしていて、自然と指が動くのだけど、初めて見るライブだったり、曲だったりするとちょっととまどうこともある。あるいはライブ会場によってもすごく撮りやすい場所もあれば、撮りにくい場所もある。でも、できるかぎりいい雰囲気を取れるようにと願いながら、心をこめてカメラを回す。ふつうのビデオカメラではないので、見る液晶画面がすごく小さい。携帯の画面をやや大きくしたぐらいなので、その中でどこを切り取って写すかを考えるのは集中力がいる。きっと、もっと年をとると見えなくなるね(笑)

この前のVOXHALLでも実は少しづつではあったけど、それぞれのバンドの映像を撮らせてもらった。それを今日は編集していたのだけど、ライティングが激しかったところはライトに翻弄されてピンとはぼけっぱなしで、これはいけないな~って苦笑い。でも、まあ、他はよかったからいいことにしようと勝手に納得。それを渡せるかどうかは未定だけど、今回これを撮ったのには理由があった。前に書いたことが関係していたのだけど、万が一入院したりしたら、そこで見るために実は自分のために撮っていた。ゆえに勝手に撮ってごめんなさい(ってバンドの方が見てくれているかわからないけど)。でも、そういうことをしなくても済んだので、またいつか渡せることもできるだろうって思ってます。ただ、案外がちゃがちゃしていて、いつもよりはカメラをちゃんと動かせなくて、というより自分の状態が反映されていたね。不安定というか・・・また、いつか撮れるチャンスがあれば、もっとちゃんと撮りたいって思う。

ライブ映像は単に音楽をやっている姿を撮るというより、やはりそこににじみ出る人間性とか内なるものがどこかで表れるところ、動き方や癖だったり、をとらえたいというドキュメンタリー映画を撮る感覚で撮っている。リアルな何かを映像を通すことでそこに感動が生まれたらって・・・

でも家のパソコンは容量が少ないから、いつもパンクしそうになって、作っては消していかないといけないし、カメラ自体もバッテリーも一時間持たないし、メディアもいい映像を撮ると30分ぐらいしか持たない。お金があれば、もっとグレイドアップできるだろうけど、安月給でいろいろ生活にかかる人には今はこれが精一杯。

でも映像が完成するたびに幸せな気持ちになれる。御協力いただいた方たちありがとうございます。

といいつつ、もうすぐ今までで一番緊張する時がやってくる。どうしよう・・・どうか失敗しませんように・・・
コメント (1)
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